地域団体の紹介
神戸地域<神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会>
映画で神戸の魅力を再発見・映像保存活動
神戸ドキュメンタリー映画祭実行委員会
委員長 金 千秋(長田区)
私たちは地域の記録を掘り起こして発信する「神戸ドキュメンタリー映画祭」を毎年十月に開催しており、今年で八回目を迎えます。毎年特集テーマを決め、埋もれた作品を上演するほか、様々な活動も行っています。 『「神戸の映画」大探索』では、時代やジャンルを超えて神戸が登場する映画の発掘、調査、公開を行い、神戸の魅力を発信しています。
「神戸映像アーカイブプロジェクト」では、神戸映画資料館のフィルムや資料を活用し、市民と保存活動を行っています。
また、地域や家庭に眠るフィルムを持ち寄り上映する「ホームムービーの日」も開催しています。ぜひご参加ください。
阪神北地域<猪名川万葉の会>
「猪名川万葉の会」の活動について
猪名川万葉の会
代表 野々村 明子さん(猪名川町)
私たちの住んでいる猪名川町は、現存する最古の歌集「万葉集」に「猪名」という地名が入っている歌が5首もあるなど、貴重な歴史資産を有する地域です。そこで、私たちは、万葉集に親しむという共通のテーマをきっかけに、地域の皆様に古代ロマンの地としての「猪名川」を再認識していただこうと考え、会の発足21年目に就任の現講師岡本三千代先生と共に取り組んでいます。
今年度は、6月27日に猪名川町立六瀬(むつせ)中学校で万葉集の公開授業としてセミナーとうたがたりコンサートを開催し、3年生45人と参観者ら約20人に受講いただきました。
今後も万葉集を通じて地域連帯を深めるような活動を続けていきたいと考えています。
お問い合わせ先
猪名川万葉の会 野々村
TEL:0727ー66ー9313
北播磨地域<常田地区ふるさと守る会>
住吉神社例祭で「常田しらなみ五人組」を上演
常田地区ふるさと守る会
会長 岸本耕一(加東市)
常田地区ふるさと守る会は、当地区の自治会・老人会・婦人部・子供会・太鼓会・消防団で編成し、地区の良さ・有難さを認識し、村起こしの事業に取組んでいます。
昨年は、歴史ある秋津住吉神社の例祭(秋祭り)に農村歌舞伎を上演し、秋津保育園児は『子宝歌舞伎』、盛年は『常田しらなみ五人組』を披露しました。
特に盛年は、この芝居を通じ、先人たちが今日ある我が村を守り育ててきたその苦労と知恵、そしてかって村に息づいていた心のつながりを見つめ直すことができました。
今後は、地区内外の三世代が参加でき、多くの方々が誇れる芸能を見つけ出し取り組んでいきます。
お問い合わせ先
常田地区ふるさと守る会 岸本
TEL: 090ー5040ー5872
西播磨地域<コミュニティハウス青い家>
着物の良さを伝えたい
コミュニティハウス青い家
代表 小沼 經子(宍粟市)
着物に全く興味が無い若者や子どもたち。若い頃は着物で過ごしていたお年寄りたち。
皆、今はなかなか着物を着て出かける機会はありません。しかし、着さえすればほとんどの人たちは鏡に映る自分の着物姿にうっとりされます。
そこで、たくさんの方々から頂戴した不要な着物を活用し、着付け、撮影会、お茶会などを行うことにしました。
それにより、日本の着物の美しさや文化を考える機会が得られるとともに、使われていない着物という資源の再活用が知らず知らずのうちに実施されます。また、希望者を地域に呼び込むことは地域活性化にも寄与します。
開催場所となるのはコミュニティハウス青い家。山のふもとにあるちょっと目立つ青い洋館です。
お問い合わせ先
コミュニティハウス青い家
TEL:0790ー62ー3431
丹波地域<丹波の森国際音楽祭シューベルティア―デたんば実行委員会>
丹波の森国際音楽祭シューベルティア―デたんば
丹波の森国際音楽祭シューベルティア―デたんば実行委員会(丹波市)
今年で二十二回目となる「丹波の森国際音楽祭シューベルティア―デたんば」。人と自然と文化が調和した森の都「丹波」を創造する「丹波の森構想」に基づき、良質なクラシック音楽が身近にあるオーストリアの「ウィーンの森」をモデルとして始まりました。2カ月にわたりコンサートがリレーされ、丹波の全ての町で隅々まで音楽が届く事を期待し、駅前、神社、寺、小学校、社会福祉施設等で「街角コンサート」が行なわれます。
この音楽祭のプロデューサー、実行委員会も地域住民です。クラシック音楽の敷居の高さをなくし、音楽を通じた地域活性化の一翼を担ってきました。都市部の人達を暖かなおもてなしの心で出迎えます。本年度は「森の息吹き」をテーマに、和楽器と洋楽器のコラボに挑戦します。
お問い合わせ先
実行委員会事務局
TEL:0795ー72ー5170