12月下旬から北部に雪が降り積もり、開催間近には地元のスタッフから、毎日雪かきしていると聞いていました。行ってみるとまるで東北か北海道にでも来たような雪深さ。今回使わせていただいた、尼崎市立美方高原自然の家 とちのき村の施設は、ミカタスノーパークのスキー場を通り過ぎ、山のもっと高い位置にあるので、スキー場からはバスにタイヤチェーンを付けて上がっていきました。とちのき村周辺に来ると、雪は2mもあり、新雪がキラキラと、本当に美しい世界が広がっていました。
最初は、雪だるまコンテストと雪とうろう作り。ソリ遊びは急な斜面で皆さん勢いよく滑り降りていました。夕食後に雪とうろうに灯をつけました。風があり、すぐ消えてしまいがちでしたが、囲いを作ったりしながら何とか点灯でき、隙間からこぼれてくる明かりがとても素敵でした。夜は室内で紙飛行機大会をしました。毎回一番遠くまで飛ばす王者がいて驚きました。
二日目は、毎年しているクロスカントリーと、雪遊びと、初めて取り入れたスノーシューの3種類に分かれました。クロスカントリーのグループはすぐに慣れたようで、林の方へも歩いていきました。スノーシューハイクのグループは、大きなとちの木を目指しました。みんなで手をつなぎ新雪に倒れこんで人型を残したり、動物の足跡やウンチを見つけたりしながら、歩いていきました。帰ろうとした時に、木から連打する音が数回聞こえました。どうやらキツツキだったようです。小さなお子さんは雪遊びグループで、ソリや雪だるまを作って遊びました。雪の上に寝転がって、静寂の世界を楽しんでいる子もいました。山頂近くにある施設なので、見晴らしはバツグン。周辺の山を見下ろせる風景は、本当に気持ちよかったです。 |