初めて挑戦したむらさきイモ作り。5月に苗の植付けをし、有機肥料を使い、農薬は使わずに、夏場でも手作業で草を刈りました。草は根っこから引き抜くのではなく、ある程度土に水分を蓄えておく為に(水やりを頻繁にしなくてもいいように)、草の根っこは残して、刈っていくのです。草ばかりならカマでざくざくいけますが、芋のツルがあちこちに伸びているので、慎重にハサミでカットしていきました。数回草刈りをすると、芋のツルが大きく生長し、草が陰になって育たなくなり、草刈りもしなくていいようになりました。
いよいよ、自然農法により安心・安全に育ったむらさきイモの収穫日。掘ってみると、30cm以上あるような大きなイモがたくさん出ました。縦に長いので、掘っても掘ってもまだまだ続いています。引っ張るとパキッと折れてしまう。でも中身はキレイな紫色でした。
しかし、試食用に焼き芋を作ると、ほとんどが傷んでいて、食べられないものが多くありました。持ち帰った大きなイモも水分が多く、腐っていたりしてほぼ全滅…。8ヶ月かけて育てたのでショックでした。
でも、これがいい経験になり、農作物を作る難しさ、厳しさ、土の質の大切さを知りました。今度は豊作の喜びを味わえるよう、水はけの良い畑作りから取り組んでいこうと思います。 |