お返しは?

 

ピーナッツ(千葉)   筍 (徳島)    梅干(徳島)    するめ(山口)

さつまいも(秋田)   笹団子(新潟)   じゃが芋(北海道) 蟹(北海道)

カツオのたたき(高知)  いくら(宮城)   

お茶    お菓子(土地の名物)   果物  野菜  

手つくりママレード

ない

 

6 レシピを誰から教えてもらった?

 

      店で生のいかなごと一緒に   (デパート・スーパー・魚屋・コープ)

新聞

漁業組合の講習会

コープの講習会

友人

知人

 

 

7、くふうは?

    レモンの皮を入れる

  調味料を加減する

  キャラメルを入れる

  黄金糖を入れる

  水あめを入れる

蜂蜜

山椒

しょう油を控える

新芽の山椒を食べる直前にかける

しょう油にこだわる

ざらめで無いと駄目

ごま

おおきないかなごを炊く

かなぎちりめん(いかなごのちりめん)をくぎ煮に

洗わない

<もらう>

 

1 だれから?

 グラフF              

2

主人の母

2

2

友人

18

知人

1

叔母

1

近所

3

教え子

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表H


 

 


2 量は?

        500グラム      1キロ     1.5キロ          2キロ

 

3 毎年?       全員

 

4 いつから?

グラフG                     

昨年

1

3年前

3

5年前

2

7年前

2

10年前

5

15年前

4

25年前

1

 

 

 

 

 

 

 

 

表I


 

 


5 お返しは?

 

  批評を送る

 お礼に好きなものを送る

 香川のうどん

 岡山のぶどう

 お茶

 京つけもの

 大分名産

 親戚だから送らない

  母だから返さない

 

炊く理由はそれぞれですが 

旬、春を感じる食材が圧倒的に多く、

経済的なところも理由に上げられる。

 

経済的考察について

 市販のくぎ煮を買う値段ですが100g300〜500円でとても高価で1キロの生の

いかなごを炊くと800g程になり丁度贈り物に良いかさで、送料も500円前後 

総計しても1500円位になり手ごろ感があるようだ。

 

 

 高級感がある= 谷崎記念館資料より

1963年 昭和38年 谷崎純一郎 熱海在住

渡辺千萬子 京都在住 宛書簡(谷崎の義妹 渡辺重子 松子の妹の息子の妻・

 

                        日本画家橋本関雪の孫)

    追伸の中

  「イカナゴと筍とフキ どれもまことに結構でした イカナゴはまったく関東にない  

ものです。もう一度ぐらい送ってほしいです」

と言うように京都のひとがわざわざ贈り物にしていて、それをもう一度送って欲しいと

催促しているほど価値のある贈り物であることが理解できる。

 

ここまでで分かることは

  高級感のある、季節限定、地域限定のくぎ煮が、安価な値段で、簡単なレシピと各自

の工夫とで自分で作る(マイブランド)が、17年ほど前のコープこうべの販売戦略?

と10年前の震災で受けた援助へのお礼が、広がっていった要因であると結論できる。

戻る

トップに戻る