背景処理の方法
パート1
ステップ1
背景処理をしよう!!
デジカメ・スキャナーの普及で簡単に画像がパソコンに取り込める時代になりました。
でも余分な背景や写って欲しくないものがあります。
こういうときは背景を消して、メインだけにしたいですよね。
@ a 「ファイル」→「開く」で画像の入っているフォルダーから呼び出します。
b 「ファイル」→「参照」を選ぶとフォルダー単位でサムネールになった画像が並びます。
必要な写真の上でダブルクリックしますと画像が呼び出せます。これは非常に役立つ機能です。この画面で削除や名前の変更もできます。
するときは右クリックを行えばウィンドウが出ます。
c スキャナーから呼び出す。「ファイル」にポインターを持っていき「インポート」→「TWAINデバイス」→
「新しいス キャン」を選びます。
先にスキャナーの接続や電源を入れておきますが、立ち上がるのにしばらく時間がかかります。
スキャナーでは75dbくらいで取り込みます。スキャナーは大きい数字で取り込むと画像自体も大きくなります。
加工するのには小さい方が楽なのです。
必要な範囲を指定してその上でクリックすると同時に「image1」という名前でソフト上に取り込まれます。
この画像はpspというこのソフト用の拡張子になっています。
このままだと、web上や他のソフトでは使えないことを覚えていてください。
AショートカットキーとしてF12を使うと「名前を付けて保存」が使えて便利です。
また、いちいちデスクトップの表示を行わなくても、ここで新しいフォルダーが作成できます。
B必要な部分をトリミングします。
ツールパレットの中の四角が飛び出たトリミングのアイコンをクリックして、画像の上でドラッグします。
一度指を放して、選択されてる境界線上にポインターを移動させると選択範囲を変更できます。
また、選択されている範囲内でクリックしてドラッグすると、選択範囲が移動します。
ダブルクリックするとトリミングが完了します。
ここで「ファイル」→「上書き保存」(フロッピーマークのアイコンをクリックしても良い)か、F12で「名前を付けて保存」をしておくと、
後でトリミングを失敗しても後日やり直しが可能です。
また、パソコンの能力が低い場合には、負荷がかかることによって「不正な処理を行ったので、強制終了します。」というコメントが出ることがあります。
よって、「上書き保存」「名前を付けて保存」を行うことが無難です。
Cやり直しはツールバーの戻すの矢印か、Ctrl+Zで戻すことが出来ます。
ただし、一度画像を閉じると「戻す」「進む」は出来なくなります。
D出てきた画像はとても大きな画像だと思います。
ここで、注意しなければいけないのは、呼び出した画像に名前を付けてpspの拡張子で保存しましょう。
そのままだと、jpgは一度閉じると圧縮効果によりさざ波のように色が変化してしまうからです。
名前はわかりやすいように日本語で保存します。
これはアップロードするときには、半角英数で完成品を保存するのですが、混同しないためにも半製品が判別できるようにするためです。
また、フォルダーも専用に作っておきましょう。
Eサイズを変えます。
慣れるまでは小さい方が作りやすいのです。
単位はピクセルで表示されるのが一般的です。1ドットの大きさが1ピクセル×1ピクセルです。28ピクセルが1a弱になります。
今回はとりあえず200×200ピクセルの範囲内を目標で始めてみましょう。大きいままだと背景処理の作業が大変です。
現在のサイズを知るには、「イメージ」→「キャンバスのサイズ」で分かります。
ここで200×200ピクセルにすると、その大きさで切り取られてしまいます。
大きさの変更は「イメージ」→「サイズの変更」→「パーセンテージの指定」で入力しますが、半角英数でなければ入力出来ませんので気を付けてください。
F背景処理
サイズが小さくなったと思いますが、併せて輪郭がぼけたような感じになったと思います。
そのままだと分かりませんが、スクロールマウスの場合は奥に回転させると拡大、手前に回転させると縮小されます。
これはあくまでも作業画面表示ですから、「サイズの変更」にはなっていません。
念のために「名前を付けて保存」します。名前の最後に番号を付けて行けば良いでしょう。
※名前を付けるときに拡張子がpspになってるか確認してから保存してください。
G背景色は透明にせずに画像と異なる色が付いてる方が作業をしやすいので、「レイヤー」→「結合」→「すべて結合」を行います。
H今回の画像はイチゴなので、使われていない色を背景色として選びます。
青色系が良いでしょう。また、塗る色も同じ色にしておきます。
ツールバーの縦にグラデーションがかかったアイコンをクリックすると「カラーパレット」が表示されます。
また「ツールオプション」(「カラーパレット」の左側)もクリックして表示させます。
背景色の付け方は、@「投げ縄」・「定型」(四角の波線アイコン)ツールでドラッグして囲んで「DELキー」で消す方法。懐中電灯のようなもので同色をまとめて消す方法。
「消しゴムツール」で消す方法。「バケツツール」で消したい上でクリックして消す方法など色々あります。
確実に綺麗に仕上げるのは、周囲を「筆」ツールでドラッグしながら囲んでしまいます。
完全に囲んだら適当に「投げ縄」と[Del」キーで残りを削るように消して行きます。
※この作業は拡大表示して「虫眼鏡」かスクロールマウスでやりやすい大きさにして行います。
I名前を付けて保存をします。
J背景色を透過で行いたい場合は、「カラー」→「透過色の設定」→「はい」→「最適化と近似色でOK」→「カラーパレットの背景色を透過に設定する」で選んだ背景色に使われた色が透過されます。
されてるかの確認は「カラー」→「透過表示」で確認できます。ここで色が残っていたら「消しゴム」ツールでクリックすると消えます。
名前を付けて保存するときに、拡張子を「.gif」で行うとアップロードしたときにイチゴの絵だけが表示されます。
「.jpg」で保存すると背景透過が出来ません。
名前は半角英数を用いますが、記号はハイフンかアンダーバー以外は使わないようにします。
これを使うと正常にアップ出来ないことが生じます。また英数は大文字は使わず小文字のみとしてください。
保存時に拡張子をつける必要はありません。
名前の保存のところで、下側の拡張子を選ぶと自動的につきます。
※後で名前の変更を行うときは、拡張子まで消さないように気をつけてください。
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