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兵庫県内の社会貢献企業を紹介

多様な活動資源とノウハウを持つ「企業」の社会貢献活動を促進し、「ひょうごの地域づくり活動」の輪を一層広げていくため、県内企業による社会貢献活動の実践事例や県の支援・促進施策をご紹介します。

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地域社会の発展に向けた社会貢献活動

神戸

西播磨

企業名 関西電力株式会社
代表者名 取締役社長 岩根 茂樹
設立 昭和26年5月1日
資本金 4,893億円(平成28年3月現在)
社員数 21,817名 (平成28年3月現在)
所在地 大阪府大阪市北区中之島3丁目6番16号
主な事業活動
  • 電気事業、熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業 等
ホームページ
掲載日 平成20年12月15日
(更新日:平成29年1月26日)

関西電力株式会社 神戸支社 コミュニケーション統括グループ副長 井村 賢一さんにお話を伺いました。

関西電力の社会貢献活動の理念について教えて下さい。

 地域や生活に密着した事業者として、地域社会の発展なくしては、自らの発展はあり得ないという認識のもと、地域経済や地域コミュニティの活性化に向けた取組みを行っています。

エネルギー事業者としてのノウハウを活かした活動としては、どのようなものがありますか?

 将来を担う子どもたちに、エネルギーを身近に感じてもらい、その大切さを伝えるために、当社従業員が小中学校などにお伺いし、エネルギーに関する授業をおこなう「出前教室」を実施しています。

 「出前教室」では、発電のしくみや電気が送られてくる過程など基本的な説明のほかに、電気の使われ方、省エネ、環境の話をさせていただいています。また、手回し発電機で実際に発電して、電球を点灯させたり、子どもたちの声を参考に改良を重ねた地球温暖化実験装置を使い、CO2が地球温暖化に影響していることを説明しています。

 「出前教室」は、エネルギーと環境について考えるきっかけとして、たくさんの子どもたち、先生に好評をいただいています。

            

<写真:電気がどこで発電され、どうやって送られてくるかを説明している様子>

                         

その他の活動例を紹介して下さい。

○コラボ・アート21

 障がいのある方々が思いを込めて創った作品を、より多くの方に見ていただこうと、障がい者アート公募展「コラボ・アート21」を開催しています。障がい者アートに詳しい「(財)たんぽぽの家」の協力を得て、毎年、関西一円で作品を公募。16回目となる平成28年度は404点の応募がありました。入選作品は、大阪での公開展示会を皮切りに、関西全4ヵ所で開催する巡回展示会で多くの方にご覧いただいています。

 兵庫県では、イーグレ姫路(姫路市民ギャラリー)で展示を行っています。今年度の展示期間は、平成29年1月25日(水)~同29日(日)を予定していますので、是非お越し下さい。

・イーグレ姫路のHP http://www1.winknet.ne.jp/~siminplaza/moyoosimonotop.html

<写真:平成28年度最優秀賞「無題」(鶴川 弘二 氏)>

                                                            

○神戸関電ビルでのライトアップ

 神戸関電ビルでは、窓灯りを活用した、社員による手作りのライトアップを行っています。 阪神・淡路大震災では、当社は全社を挙げ、昼夜を徹して電力復旧作業を行い、地震発生から153時間後、応急送電体制を整えました。その当時の想いを心に刻み、神戸関電ビルに隣接する東遊園地で開催される追悼行事「1.17のつどい」の震災10年の記念行事以降、毎年このライトアップを実施しています。

            

                                   

<写真:「1.17」のライトアップと黒幕取付けの模様>

            

○お客さま感謝月間行事

 毎年11月を「お客さま感謝月間」と位置づけ、世界文化遺産である姫路城の照明器具の清掃、重要文化財の電気診断、事業所周辺等における清掃および電柱違法広告の除去等の活動を実施しています。

 なお、昨今の大地震による災害や地球温暖化に伴う集中豪雨の発生等、大規模な自然災害へのリスクが高まっていることも踏まえ、「災害避難指定場所の電気設備点検」などの大規模災害に備えた取組みも加えて活動を実施しています。

社員のボランティア活動を積極的に推進されているとお聞きしましたが。

○三田国際マスターズマラソンにおける給水ボランティア

 平成28年12月18日(日)、三田の冬の風物詩「第28回三田国際マスターズマラソン」が開催され、全国から集まったランナー約4,500名が爽やかな青空の下、三田市内のハーフコースを健脚で走り抜けました。
 大会は今回から日本陸上競技連盟の公認の大会となりました。大会の開催にあたり社内でこの大会の給水ボランティアを募集したところ、三田営業所を中心とする有志ボランティア約30名(社員とそのご家族)が給水ボランティアに参加しました。この給水ボランティアは、平成5年から毎年、三田営業所を中心に参加しているもので、今回もボランティアの参加者は、一生懸命に走り抜ける選手たち一人ひとりに大きな声援を送るとともに、給水の準備をする等、大会を力いっぱいサポートしました。

今から「社会貢献活動」に取り組もうとされている企業への一言をお願いします。

 きっと従業員一人ひとりが、地域社会のお役に立ちたいというさまざまな思いを持っていると思います。そのような思いを形にするために、当社では、地域社会に働きかける取組みだけではなく、社員の意識にも働きかける取組みを行っています。 今後とも他企業様の事例を参考にさせていただきながら、地道に活動を展開して行きたいと考えています。



  本日はありがとうございました。

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