2、考察 いかなごとは (インターネット)から 日本各地(瀬戸内に限らず)の内湾の海底の砂地で、水分濃度や水温の違う二つの海水が交わる潮目で群れを作って生息する。 スズキ目イカナゴ科 漢字では玉筋魚 と書きます
英語では sand eel(サンドイール)砂の鰻 6月の終わりから12月のはじめまで砂の中で夏眠して成熟する。 冷え込みの厳しくなるクリスマスごろに産卵,孵化しはじめる。 新子=しんこ ふるせ=大 こな=小 かなぎ 小女子=こうなご 地域や大きさなど呼び名はいろいろあり 全体に青い=青口 腹の赤い=赤腹 と呼ばれます 瀬戸内のいかなごの寿命は短く2〜3年 6センチ程度 北海道では6年以上 25センチ程度にまで成長する。 くぎ煮の歴史 1935年 垂水区塩屋の魚屋の松本信子さんが ジェームス山の別荘地の客に頼まれて醤油・砂糖(キザラ)生姜を使用して試行錯誤の上つくりあげた。
(元祖!いかなご釘煮の店 魚友HP) 1946年頃 長田区駒ヶ林漁港の近くの大正筋 六軒道、マルハ市場に2軒の魚屋にしんこの佃煮(時雨煮)が売られていた 1947年春に 須磨区板宿商店街の魚屋(駒ヶ林出身)が大きなふるせを炊いて「いかなごのくぎ煮」の名で売り出し商店街の季節の名物になった。 (大正10神戸市中央区生まれ女性) コープこうべが17年ほど前に 美味しさに注目して、生のいかなごの販売と くぎ 煮のレシピや料理講習会を開くなどして今のいかなごブームをしかけた。 (2001年 コープこうべ コープステーション3月号記事) |