KSKQ
 特定非営利活動法人 姫路自立生活支援センター


                         NO.12
〜もくじ〜

  2P ・・・ 事務局からのお願い
  3P ・・・ 新人さんいらっしゃい
  4P ・・・ 自立支援法
  5・6P ・・・ 外出情報
  7・8P ・・・ 自活、始めました


  9P ・・・ 退職のご挨拶
 10P ・・・ 介助者派遣事業部報告
 11P ・・・ りぷるすからのお知らせ
 12P ・・・ 編集後記
事務局からのお願い ☆★☆★☆★
 センターの運営は、活動主旨にご賛同頂ける方々の協力で成り立っています。 共に生きる社会を目指し活動を続けます。ご賛同頂ける方にぜひご入会頂けます よう よろしくお願い申し上げます。
会費の納金は、直接お持ちいただくか、機関紙に入れさせていただいている振込用紙 をご利用ください。尚、作業上 すでに平成18年度の会費を納めていただいている 方にも送付することとなりますが、失礼をお許しください。

       "私たち障害者も地域の中で暮らしたい"


 そんなあたり前のことと思われることが、私たち障害当事者の大きな夢であり、目標です。
 NPO法人姫路自立生活支援センターでは、障害当事者が中心となり、地域で当たり前に暮らすための発信活動を行っています。そのなかで、その人自身が持つパワーを引き出し、自分らしい人生を"自ら"が選択し、「社会の一員」として自覚を持ち、生き生きと暮らせるよう互いに啓発し支援することを、当センターの活動主旨としています。
 入会金(年会費)
  ・正 会 員  5,000円 ・・・・・・・・・ サービスの利用と運営に参加できる会員です
  ・利用会員 3,000円 ・・・・・・・・・ サービスを利用できる会員です
  ・賛助会員 1,000円/1口 ・・・ 寄付の窓口です
  【郵便振替口座】  00900−7−188361
  【口座名義】    特定非営利活動法人 姫路自立生活支援センター
つばさ工房 新人さん
 いらっしゃい
みなさん、
よろしくお願いします。
 4月よりつばさ工房に新しいメンバーが
仲間入りしました。
  名前は 矢木浩貴君 19歳です。
 りぷるすスタッフは矢木君のことを知りた〜
 いと思い4月13日取材をしましたのでその
 内容を紹介します。

Q.つばさに来て10日ほどたちましたが、今は何をしているんですか?
A.「まだわからないことばかり。今はみんながやっていることを見ているだけです。」
Q.これからやってみたいこと、行ってみたいところはありますか?
A.「野球の試合が観たい。」
Q.どのチームが好きなんですか?
A.「ちょっと今は言えません(笑)。」
Q.近くで聞いている人がいるからかな(笑)。ではヒントをください。
A.「いまセ・リーグで1位になっているチーム。」
Q.旅行するならどこへ行きたいですか?
A.「オーストラリア。今年の1月に家族旅行でケアンズの方に行ったけど、今度
  はアデレードに行きたい。中学時代の英語の先生が住んでいるので。」
Q.最後に好きなタレントを教えて。
A.「上戸 彩。」
Q.松浦亜矢は?
A.「・・・・・。」
                矢木さん、どうもありがとうございました。
                障害者自立支援法の自己負担について
                                             妻鹿 惠
 
 国会で成立してから5ヵ月後、障害者自立支援法がいろいろな不安をかかげながら4月にスタートしました。
 今後は福祉サービスを利用する際の自己負担がこれまでの能力に応じた負担から実際にかかったサービスの一割負担となります。また、通所施設や病院、ショートスティやディサービスで提供される食費は全額実費自己負担となり、あわせて入所型施設の光熱水費や個室利用料、自立支援医療費、日用品費なども全額自己負担となります(ただし精神障害関係の施設は、2006年10月以降に新事業体系に移行したものから一割負担・実費自己負担が実施される)。また補装具についても2006年10月1日より一割負担が導入されます。
 具体的な自己負担金額を訪問系サービスであげてみると、1時間で身体介護が400円、家事援助が150円、常時介護を要する知的障害及び精神障害の人の外出時などに付き添う行動援護が400円であります。
 ただし、各事業について一割負担の支払いが困難な人に対して利用料に負担上限額を設けました。それによりますと生活保護を受けられている人は月額0円。低所得@の人(市町村民税非課税世帯であって障害者または障害児の保護者の年間収入が80万円以下)は月額1万5000円、低所得Aの人(市町村民税非課税世帯で年収80万円以上)は月額2万4600円で、一般的には市町村民非課税世帯で障害基礎年金2級を受給されている方は低所得@、1級を受給されている方は低所得Aと言われています。また、市町村民税課税世帯の一般にあたる人は月額3万7200円の負担上限額が定められています。もうすでに皆さんの手許に届いている障害福祉サービス受給者証には利用者負担上限月額として記されていると思いますので皆さんも確認されてはどうでしょうか。
 今後、一割負担については128の自治体(4月17日現在)で実施している独自の軽減策を姫路市にも取り入れていただくよう要望したいと思います。
由希のホールウォッチ♪
第3回目
 でーす!
シアターBRAVA!
大阪の副都心のビジネスパーク内に昨年の5月に、劇団四季の専用劇場として使われていたところをミュージ
カル、ストレートプレイのお芝居、コンサートを行う劇場へリニューアルオープンしました。 劇場内の中程に
車イ ス専用スペースや車いす用トイレもあります。
もちろん、購入したチケットの座席で観たいと希望
してお願いすれば、係員の人が手伝ってくれます。
 なお、座席の区分、料金は主催したところが決め
るのでさまざまです。


舞台用語のお勉強  ストレートプレイとは、歌も、音楽もなくて、台詞だ
けで物語が進んでいくことです。
幕間とは(公演時間が2時間以上の舞台の場合)途中で入る休憩のことです。


ちょっと報告します。

 人気の公演でチケットを取るのに苦労しましたが、1月28日に実由希のベルサイユのばら観劇ツアーを実施しました。
 参加者はツアーといってもおかしくない世話役の2名を入れて14名でした。
 みなさん、どこを見てもキラキラしていて凄かったとの感想が多かったです。一同に「楽しかったぁ!」と言ってもらえて良かったです。
今回の反省は時間的な問題で、集合写真が撮れなかったことです。
 今回のツアーで、タカラヅカの魅力を少し知ってもらえたので、企画した甲斐があったと思います。
姫路から大阪・ビジネスパークへの行き方

☆姫路から大阪まで
○JRの場合
「姫路駅」から新快速で「大阪駅」へ  乗車時間 約1時間
○山陽電車・阪神電車の場合
「姫路駅」から特急で「梅田駅」へ 乗車時間 約1時間30分
*大阪では必ず乗り換えが必要です。
☆大阪からビジネスパークまで
○大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線
 「梅田駅」から「大阪ビジネスパーク駅」へ
○JR大阪環状線
 「大阪駅」から「大阪城公園駅」へ
*車イスの方への注意@
JR大阪駅から地下の大阪市営地下鉄梅田駅 へ直接降りられるエレベータはありません。 エスカレータ脇にインターホーンがあります ので、駅員さんを呼べば降ろしてくれます。 スリルを味わいたくない方は、ヨドバシカメラ、アクティ大阪のエレベータを使って降りて、遠回りして安全に行って下さい。

*車イスの方への注意A
JR環状線大阪城公園駅にはエレベータはありませんし、歩道橋と接続の関係だと思われますが、改札口も2階にあります。 でも、大阪行きのホームから外へ出られる特別な入り口とスロープがありますから、行きは一旦森ノ宮駅まで行って一駅戻ります。帰りは同伴者か、通りかかりの人に改札口まで行って頼んでもらわないといけません。少し不便ですけど、乗り降りは可能です。
自活、始めました。
私は、幼少時から諸事情で約30年施設で生活していました。
昨年秋、「障害者自立支援法」が成立し、先行き不安に感じ、施設を出ようと漠然とは思っていましたが、具体的な時期等は全く考えていなかったある日、先に施設を出て自活している友人からかかってきた電話が私の運命を一変させました。
「施設、来月出えへんか?」「え〜っ!?」
2005年の暮れも押し迫ってきたころ、急遽、姫路自立生活支援センター「えんじょい」に「自立」についての詳しい話を聞き、ほとんど即決で施設を出ようと決めました。
2006年が開けたとたん、私の毎日は戦争と化しました。 まず親に、ほとんど脅迫に近い手紙を送り施設を出る事を了承させ、施設との話し合いのあと行政手続き等に回りましたが、何しろ私には言語障害があるので電話だと相手に物事が伝わりにくい事この上ありません。
その上3カ所の市に交渉が必要だ!もう、四の五の言ってられない、使えるものは、メール・FAX・知人友人・怨恨関係(?)すべて使って、2か月で手続きの大部分を終わらせて姫路に出てくる事が出来ました。
全く、勢いというものは恐ろしいものです。通常、私の回りで独立した重度障害者の友人たちは自立に最低半年は準備期間を設けていました。私の場合、よい条件が重なった事もありますが、準備期間正味2か月という異例のスピード、無茶です、はっきり言って。 おかげでこの間の記憶がところどころぶっ飛んでしまってます。 でも、ハタから見れば無謀と思える事を実際、自分でやってみて、初めて世間に触れたような気がするし、「難しいなー、大変だなー。」と、口で言っても思っていても、そう言う状況を楽しんでいる自分がいるのです。
そして、姫路に転入して今現在、ドタバタと回りの助けを借りながら、良い事も、悪い事も、ドキドキワクワクで楽しく自立生活実践中です。
在宅になってみて、食事の献立から健康管理、介助時間の把握、ゴミ分別に至るまで、自分で考えなくちゃと言うのは頭の痛いところでもありますが、なんと言っても失敗しても困るのは自分だけ、と言う、自由と責任を同時に手に入れたと感じる事がとても大きく思えます まだまだ自立生活を初めて3ヵ月に満たない私、これから本当に苦しい事もあるだろうと思います。 でも、初めて自分の意志で選んだ道なので、何事も好奇心・探求心を持って無理なく、楽しくをモットーにやっていきたいです。
しかし最大の課題は、筋金入りの「方向オンチ」の克服だったりします。
ただ今りぷるすに入っています。
仕事、頑張ろう!!
皆さんよろしくお願いします。

 マイペースでいきます
飛田美津枝
退職のご挨拶


多田 佳子

私、多田が単身で姫路の街に引越して来たのが、2000年の6月。当時はまだNPO法人ではなかったけれど、姫路自立生活生活支援センターには、その頃から本当にお世話になりました。
 介助者派遣事業や相談事業をへながら作業所にも関わり、随分遠くまで来たように思います。色んなことを教わりました。障害があっても制度を利用することにより、介助を受けて一人暮らしが出来ること。社会の一員として、全国に熱く活動している仲間がいること。障害を理由に諦めるのではなく、「どうやれば可能になるか」を考えることにより、色んなことが可能になること…。
 この度センターには無理をお願いして、平成17年11月一杯で当事者スタッフとしての退職を希望しました。「諦めたくないこと」があったから。
 私はセンターに関わる傍ら、在宅のイラストレーターをやっていました。両立出来ないかと模索をして来たつもりですが、どちらも全力で関わらなければいけない仕事だったからこそ、選ばなければなりませんでした。今、選ぶ道はどちらか。「絵」は体が動けるときでなければ出来ない仕事。もともと姫路に越して来た理由も、絵の仕事を「仕事」としてもっと確立させたいというものだった自分の原点に、戻ろうと思いました。
 センターの皆様にはこの時期に退職という無理なお願いをきいて頂け、心からのお詫びと共に感謝を申し上げます。そして、活動を通して知り合った皆様にも、深くお礼を申し上げます。今まで本当に色々とありがとうございました。これからは絵を中心とした創作活動に力を入れて行きたいと思っていますので、またどこかで見かけることがあれば、声をかけてやって頂けましたら嬉しく思います。
 心からの感謝をこめて。
                             平成17年11月30日 退職
介助者派遣事業部
           えんじょい ☆★☆★☆★

  介助者派遣状況(平成17年10月〜平成18年3月)
 
  10月 11月 12月 1月 2月 3月
時間 回数 時間 回数 時間 回数 時間 回数 時間 回数 時間 回数
ホームヘルプ 892 331 902 319 660 234 700 242 687 249 966 371
ガイドヘルプ 111 64 109 58 86 44 66 35 91 51 91 50
アテンダント 72.5 25 24 11 50 15 35 11 49 25 30 11
  登録ヘルパー大募集!!
障害者の自立生活を支える力になってください。
 資 格 :ホームヘルパー2級以上
      ガイドヘルパー所持者大歓迎!
 問合せ先:えんじょい
      TEL 079−289−0636
      FAX 079−289−0669
受講生募集中!!
りぷるすでは初心者向けの
パソコン教室を開いています。
完全個別指導です。
  教室開催日時

火曜日〜金曜日
  10:00〜16:00
       要予約

   料 金
      90分授業 チケット制
   1枚    2,000円
   5枚セット 8,000円
  回数には制限がありません。
  納得のいくまでご自身のペースで
  続けて頂けます。
 無料体験もあります。
  お気軽にご連絡ください。
  出張教室
     1回 3時間
   5,000円+交通費(実費)
     30分ごとに500円加算
          最大延長  1時間
   対象地域 姫路市内及び近隣地域
お問い合わせ・お申し込みは
    りぷるす 担当:久保田まで
  〒670-0808 姫路市白国1丁目2-15
          コーポあまの2 1-2
TEL&FAX 079−224−1398
            広告掲載のお願い
今回から右の大きさ(45o×80o)の広告を掲載することになりました。
料金は1区画2,000円で横並び2区画までOKです。掲載ご希望の方は「りぷるす」までご連絡ください。


      原寸大
〜編集後記〜



今号から、45o×80oの広告を掲載することになりました。センターの運営費を少しでも多く確保するための試みです。有難いことに今回予定していた8区画は私たちの活動に賛同してくださる方々のご厚意により、すべて埋めることができました。これからの課題として「ぴーぷるねっと」の内容、体裁、発行部数などのグレードアップがあげられます。
これから読者のみなさんと一緒に「ぴーぷるねっと」を創っていくことができればと願っています。ご意見、ご希望をお待ちしています。
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