センターの運営うんえいは、活動かつどう主旨しゅしにご賛同さんどう頂いただける方々かたがたの協力きょうりょくで成なり立たっています。 共ともに生いきる社会しゃかいを目指めざし活動かつどうを続つづけます。ご賛同さんどう頂いただける方かたにぜひご入会にゅうかい頂いただけます よう よろしくお願ねがい申もうし上あげます。
会費かいひの納金のうきんは、直接ちょくせつお持もちいただくか、機関紙きかんしに入いれさせていただいている振込ふりこみ用紙ようし をご利用りようください。尚なお、作業上さぎょうじょう　すでに平成へいせい１８年度ねんどの会費かいひを納おさめていただいている 方かたにも送付そうふすることとなりますが、失礼しつれいをお許ゆるしください。

　　　　　　　"私わたしたち障害者しょうがいも地域ちいきの中なかで暮くらしたい"

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　そんなあたり前まえのことと思おもわれることが、私わたしたち障害しょうがい当事者とうじしゃの大おおきな夢ゆめであり、目標もくひょうです。
　ＮＰＯ法人ほうじん姫路ひめじ自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンターでは、障害しょうがい当事者とうじしゃが中心ちゅうしんとなり、地域ちいきで当あたり前まえに暮くららすための発信はっしん活動かつどうを行おこなっています。そのなかで、その人ひと自身じしんが持もつパワーを引ひき出だし、自分じぶんらしい人生じんせいを"自みずから"が選択せんたくし、「社会しゃかいの一員いちいん」として自覚じかくを持もち、生いき生いきと暮くららせるよう互たがいに啓発けいはつし支援しえんすることを、当とうセンターの活動かつどう主旨しゅしとしています。

　　　　　　　　　　　　　　　　障害者しょうがいしゃ自立じりつ支援法しえんほうの自己じこ負担ふたんについて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　妻鹿めが　惠さとし
　
　国会こっかいで成立せいりつしてから５ヵ月かげつ後ご、障害者しょうがいしゃ自立じりつ支援法しえんほうがいろいろな不安ふあんをかかげながら４月がつにスタートしました。
　今後こんごは福祉ふくしサービスを利用りようする際さいの自己じこ負担ふたんがこれまでの能力のうりょくに応おうじた負担ふたんから実際じっさいにかかったサービスの一割いちわり負担ふたんとなります。また、通所つうしょ施設しせつや病院びょういん、ショートスティやディサービスで提供ていきょうされる食費しょくひは全額ぜんがく実費じっぴ自己じこ負担ふたんとなり、あわせて入所型にゅうしょがた施設しせつの光熱水費こうねつすいひや個室こしつ利用料りようりょう、自立じりつ支援しえん医療費いりょうひ、日用品費にちようひんひなども全額ぜんがく自己じこ負担ふたんとなります（ただし精神せいしん障害しょうがい関係かんけいの施設しせつは、２００６年ねん１０月がつ以降いこうに新事業しんじぎょう体系たいけいに移行いこうしたものから一割いちわり負担ふたん自己じこ負担ふたんが実施じっしされる）。また補装具ほそうぐについても２００６年ねん１０月がつ１日にちより一割いちわり負担ふたんが導入どうにゅうされます。
　具体的ぐたいてきな自己じこ負担ふたん金額きんがくを訪問系ほうもんけいサービスであげてみると、１時間じかんで身体しんたい介護かいごが４００円えん、家事かじ援助えんじょが１５０円えん、常時じょうじ介護かいごを要ようする知的ちてき障害しょうがい及および精神せいしん障害しょうがいの人ひとの外出がいしゅつ時じなどに付つき添そう行動こうどう援護えんごが４００円えんであります。
　ただし、各かく事業じぎょうについて一割いちわり負担ふたんの支払しはらいが困難こんなんな人ひとに対たいして利用料りようりょうに負担ふたん上限額じょうげんを設もうけました。それによりますと生活せいかつ保護ほごを受うけられている人ひとは月額げつがく ０円えん。低所得ていしょとく�@の人ひと（市町村民税しちょうそんみんぜい非課税ひかぜい世帯せたいであって障害者しょうがいしゃまたは障害児しょうがいじの保護者ほごしゃの年間ねんかん収入しゅうにゅうが８０万円まんえん以下いか）は月額げつがく１万まん５０００円えん、低所得ていしょとく�Aの人ひと（市町村民税しちょうそんみんぜい非課税ひかぜい世帯せたいで年収ねんしゅう８０万円まんえん以上いじょう）は月額げつがく２万まん４６００円えんで、一般的いっぱんてきには市町村民税しちょうそんみんぜい非課税ひかぜい世帯せたいで障害しょうがい基礎きそ年金ねんきん２級きゅうを受給じゅきゅうされている方かたは低所得ていしょとく�@、１級きゅうを受給じゅきゅうされている方かたは低所得ていしょとく�Aと言いわれています。また市町村民税しちょうそんみんぜい課税かぜい世帯せたいの一般いっぱんにあたる人は月額げつがく３万まん７２００円えんの負担ふたん上限じょうげん額がくが定さだめられています。もうすでに皆みなさんの手許てもとに届とどいている障害しょうがい福祉ふくしサービス受給者じゅきゅうしゃ証しょうには利用者りようしゃ負担ふたん上限じょうげん月額げつがくとして記しるされていると思おもいますので皆みなさんも確認かくにんされてはどうでしょうか。
　今後こんご、一割いちわり負担ふたんについては１２８の自治じち体たい（４月がつ１７日にち現在げんざい）で実施じっししている独自どくじの軽減策けいげんさくを姫路市ひめじしにも取とり入いれていただくよう要望ようぼうしたいと思おもいます。

自活じかつ、始はじめました。
私わたしは、幼少時ようしょうじから諸事情しょじじょうで約やく３０年ねん施設しせつで生活せいかつしていました。
昨年さくねん秋あき、「障害者しょうがいしゃ自立じりつ支援法しえんほう」が成立せいりつし、先行さきゆき不安ふあんに感かんじ、施設しせつを出でようと漠然ばくぜんとは思っていましたが、具体的ぐたいてきな時期じき等などは全まったく考かんがえていなかったある日ひ、先さきに施設しせつを出でて自活じかつしている友人ゆうじんからかかってきた電話でんわが私わたしの運命うんめいを一変いっぺんさせました。
「施設しせつ、来月らいげつ出でえへんか？」「え〜っ！？」
２００５年ねんの暮くれも押おし迫せまってきたころ、急遽きゅうきょ、姫路ひめじ自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター「えんじょい」 に「自立じりつ」についての詳くわしい話はなしを聞きき、ほとんど即決そっけつで施設しせつを出でようと決きめました。
２００６年ねんが開あけたとたん、私わたしの毎日まいにちは戦争せんそうと化かしました。 まず親おやに、ほとんど脅迫きょうはくに近ちかい手紙てがみを送おくり施設しせつを出でる事ことを了承りょうしょうさせ、施設しせつとの話はなし合あいのあと行政ぎょうせい手続てつづき等などに回まわりましたが 、何なにしろ私わたしには言語げんご障害しょうがいがあるので電話でんわだと相手あいてに物事ものごとが伝つたわりにくい事ことこの上うえありません 。
その上うえ３カ所かしょの市しに交渉こうしょうが必要ひつようだ！もう、四しの五ごの言いってられない、使つかえるものは、メール ・ＦＡＸ・知人ちじん友人ゆうじん・怨恨えんこん関係かんけい（？）すべて使つかって、２か月げつで手続てつづきの大だい部分ぶぶんを終おわらせて 姫路ひめじに出でてくる事ことが出来できました。
全まったく、勢いきおいというものは恐おそろろしいものです。通常つうじょう、私わたしの回まわりで独立どくりつした重度じゅうど障害者しょうがいしゃの友人ゆうじんたちは自立じりつに最低さいてい半年はんとしは準備じゅんび期間きかんを設もうけていました。私わたしの場合ばあい、よい条件じょうけんが重かさなった事こともあり ますが、準備じゅんび期間きかん正味しょうみ２か月げつという異例いれいのスピード、無茶むちゃです、はっきり言いって。 おかげでこの間あいだの記憶きおくがところどころぶっ飛とんでしまってます。 でも、ハタから見みれば無謀むぼう と思おもえる事ことを実際じっさい、自分じぶんでやってみて、初はじめて世間せけんに触ふれたような気きがするし、「難むずかしいな ー、大変たいへんだなー。」と、口くちで言いっても思おもっていても、そう言いう状況じょうきょうを楽たのしんでいる自分じぶんがい るのです。
そして、姫路ひめじに転入てんにゅうして今いま現在げんざい、ドタバタと回まわりの助たすけを借かりながら、良よい事ことも、悪わるい事ことも 、ドキドキワクワクで楽たのしく自立じりつ生活せいかつ実践中じっせんです。
在宅ざいたくになってみて、食事しょくじの献立こんだてから健康けんこう管理かんり、介助かいじょ時間じかんの把握はあく、ゴミ分別ぶんべつに至いたるまで、自分じぶん で考かんがえなくちゃと言いうのは頭あたまの痛いたいところでもありますが、なんと言いっても失敗しっぱいしても困こまる のは自分じぶんだけ、と言いう、自由じゆうと責任せきにんを同時どうじに手てに入いれたと感かんじる事ことがとても大おおきく思おもえます まだまだ自立じりつ生活せいかつを初はじめて３ヵ月かげつに満みたない私わたし、これから本当ほんとうに苦くるしい事こともあるだろうと思おもいます。 でも、初はじめて自分じぶんの意志いしで選えらんだ道みちなので、何事なにも好奇心こうきしん・探求心たいきゅうしんを持もって無理むりなく、楽たのし くをモットーにやっていきたいです。
しかし最大さいだいの課題かだいは、筋金すじがね入いりの「方向ほうこうオンチ」の克服こくふくだったりします。
ただ今いまりぷるすに入っています。
仕事しごと、頑張がんばろう!!
皆みなさんよろしくお願ねがいします。

飛田とびた美津枝みづえ

　私わたし、多田ただが単身たんしんで姫路ひめじの街まちに引越ひっこして来きたのが、2000年ねんの6月がつ。当時とうじはまだＮＰＯ法人ほうじんではなかったけれど、姫路ひめじ自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンターには、その頃ころから本当ほんとうにお世話せわになりました。
　介助者かいじょしゃ派遣はけん事業じぎょうや相談そうだん事業じぎょうをへながら作業所さぎょうしょにも関かかわり、随分ずいぶん遠とおくまで来きたように思おもいます。色いろんなことを教おそわりました。障害しょうがいがあっても制度せいどを利用りようすることにより、介助かいじょを受うけて一人ひとり暮ぐらしが出来できること。社会しゃかいの一員いちいんとして、全国ぜんこくに熱あつく活動かつどうしている仲間なかまがいること。障害しょうがいを理由りゆうに諦あきらめるのではなく、「どうやれば可能かのうになるか」を考かんがえることにより、色いろんなことが可能かのうになること…。
　この度たびセンターには無理むりをお願ねがいして、平成へいせい１７年ねん１１月がつ一杯いっぱいで当事者とうじしゃスタッフとしての退職たいしょくを希望きぼうしました。「諦あきらめたくないこと」があったから。
　私わたしはセンターに関かかわる傍かたわら、在宅ざいたくのイラストレーターをやっていました。両立りょうりつ出来できないかと模索もさくをして来きたつもりですが、どちらも全力ぜんりょくで関かかわらなければいけない仕事しごとだったからこそ、選えらばなければなりませんでした。今いま、選えらぶ道みちはどちらか。「絵え」は体からだが動うごけるときでなければ出来できない仕事しごと。もともと姫路ひめじに越こして来きた理由りゆうも、絵えの仕事しごとを「仕事しごと」としてもっと確立かくりつさせたいというものだった自分じぶんの原点げんてんに、戻もどろうと思おもいました。
　センターの皆様みなさまにはこの時期じきに退職たいしょくという無理むりなお願ねがいをきいて頂いただけ、心こころからのお詫わびと共ともに感謝かんしゃを申もし上あげます。そして、活動かつどうを通とおして知しり合あった皆様みなさまにも、深ふかくお礼れいを申もし上あげます。今いままで本当ほんとうに色々いろいろとありがとうございました。これからは絵えを中心ちゅうしんとした創作そうさく活動かつどうに力ちからを入いれて行いきたいと思おもっていますので、またどこかで見みかけることがあれば、声こえをかけてやって頂いただけましたら嬉うれしく思おもいます。
　心こころからの感謝かんしゃをこめて。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成へいせい１７年ねん１１月がつ３０日にち　退職たいしょく

　　　　　　　　　　　えんじょい　☆★☆★☆★

受講生じゅこうせい募集中ぼしゅうちゅう!!

今号こんごうから、45�o×80�oの広告こうこくを掲載けいさいすることになりました。センターの運営費うんえいひを少すこしでも多おおく確保かくほするための試こころみです。有難ありがいことに今回こんかい予定よていしていた８区画くかくは私わたしたちの活動かつどうに賛同さんどうしてくださる方々かたがたのご厚意こういにより、すべて埋うめることができました。これからの課題かだいとして「ぴーぷるねっと」の内容ないよう、体裁ていさい、発行はっこう部数ぶすうなどのグレードアップがあげられます。
これから読者どくしゃのみなさんと一緒いっしょに「ぴーぷるねっと」を創つくっていくことができればと願ねがっています。ご意見いけん、ご希望きぼうをお待まちしています。