KSKQ
  特定とくてい非営利ひえいり活動かつどう法人ほうじん 姫路ひめじ自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター

                           NO.15
〜もくじ〜
  2〜6P ・・・ 障害者しょうがいしゃ自立じりつ支援法しえんほう
                 について
    7P ・・・ あたらしい仲間なかま出会であ
  8・9P ・・・ 竹中たけなかナミ 講演会こうえんかい
   10P ・・・ だいかいじゆうじかん
              ボーリングへん報告ほうこく
   11P ・・・ イマドキの子供事情こどもじじょう
12P ・・・ きと「リハビリ教室きょうしつ
                 参加中さんかちゅう!!
13P ・・・ 「障害者しょうがいしゃ 自立じりつ支援法しえんほう だいフォーラム
14P ・・・ 輪転機りんてんきはいりました
15P ・・・ えんじょい・事務局じむきょくより
16P ・・・ 編集後記へんしゅうこうき
障害者しょうがいしゃ自立じりつ支援法しえんほうについて
                                         理事りじ 河原かわはら正明まさあき

あたらしいとしむかえて、皆様みなさまいかがおごしですか? 昨年さくねんかえ ってみますと、障害者しょうがいしゃ自立じりつ支援法しえんほう平成へいせい17ねん11がつ制定せいていされ、18ねんがつ一部いちぶ施行しこう。10がつ本格的ほんかくてき施行しこうわたしたち障害しょうがい福祉ふくしたずさわるものにとっては、まさしく「自立じりつ支援法しえんほうけて自立じりつ支援法しえんほうれた」一年いちねんであったようにおもいます。
 一体いったい障害者しょうがいしゃ自立じりつ支援法しえんほうわたしたちの生活せいかつなにをもたらしたのでしょうか?大変たいへん複雑ふくざつ多岐たきにわたる法律ほうりつですので、一様いちようかたることは出来できませんが、紙面しめんゆる範囲はんい検証けんしょうしてみます。

財源ざいげん問題もんだい自己じこ負担ふたん
 利用者りようしゃサイドから自立じりつ支援法しえんほうなにわったかをいたときおおくのかたくちにされるのが「サービス利用料りようりょう負担ふたん増加ぞうか」です。しかし、その中身なかみいてみるとおおきく2つにかれるようにおもいます。まず、ホームヘルプなど居宅きょたくサービスを中心ちゅうしん利用りようされているかたからは、「いままで、からなかったサービスりょうが、1わり定率ていりつ負担ふたんきゅう利用料りようりょうえた。」という意見いけんです。一方いっぽう施設しせつ中心ちゅうしん利用りようされているかた感想かんそうすこちがいます。「なにをしてもおかねかるようになった。」という意見いけんです。いままでも施設しせつでは利用料りようりょう存在そんざいしていたのですが、通常つうじょう生活せいかつかる食費しょくひ光熱費こうねつひまたは、送迎そうげい旅行りょこう費用ひようなど通常つうじょうのサービスにふくまれない費用ひよう支援費しえんひまかなわれていた部分ぶぶんがあるためかとおもいます。いずれにせよ、一部いちぶ児童じどうかたのぞいては、サービスの利用りよう負担ふたんえたことは事実じじつです。
 しかし、負担ふたんがあることすべていけないことだとはおもいません。障害しょうがいがあっても正当せいとう権利けんりるための適正てきせい負担ふたんはするべきだとおもいます。問題もんだい負担ふたんのありかたではないかとおもうのです。まず、今回こんかい制度せいどでは、原則げんそくとしてサービスりょうおうじた定率ていりつ負担ふたんですので、重度じゅうど低所得ていしょとくかた負担感ふたんかんつよくなるシステムになっています。一見いっけん定率ていりつ負担ふたんはサービス利用りようという視点してんでは公平こうへいであるようにおもえますが、本来ほんらい目的もくてきであるノーマライゼーションというところに視点してんをあてたときに、本当ほんとう公平こうへいだといえるでしょうか?「あたりまえの生活せいかつおくるためのリスク」を公平こうへい分担ふたんすることが福祉ふくしだとかんがえていたわたしには、どうも納得なっとくのいかないところです。  もうひとついえることは、適正てきせい負担ふたん出来でき環境かんきょう整備せいびいことです。今回こんかいくにでは特別とくべつ補正ほせい予算よさん負担増ふたんぞう救済法きゅうさいほうとして、さらに負担ふたん上限じょうげん段階式だんかいしき減額げんがくしたり、減免めんじょ社会しゃかい福祉ふくし法人枠ほうじんわく撤廃てっぱいする予定よていであり、自治体じちたいにおいても独自どくじ減額げんがくもうけています市町しちょうがあります。しかしこれでは、まるで障害者しょうがいしゃという特別枠とくべつわくにさらに低所得ていしょとくという特別枠とくべつわくつくるというようなもので、これも、ノーマライゼーションの理念りねんからすれば、如何いかがなものかとおもいます。もし、それだけの財源ざいげんがあるとするなら、所得しょとく保障ほしょうまわされるべきではないかとわたしおもいます。
 利用者りようしゃかたが、この自立じりつ支援法しえんほう負担額ふたんがく以上いじょう負担感ふたんかんかんじるかたおおいのは、がくおおさではなく、システムの不条理ふじょうりからくるものだとおもいます。

障害しょうがい程度ていど区分くぶん利用りようサービス>
 負担ふたんつぎ話題わだいおおいのが障害しょうがい程度ていど区分くぶんです。まず、「あの106項目こうもく調査ちょうさ適正てきせい障害しょうがい程度ていどあらわせるのか」という意見いけんです。これについてまず、わたしおもったのは、名称めいしょうわるかったということです。「障害しょうがい程度ていど区分くぶん」というのがおおきな誤解ごかいんだとおもっているのです。これが「障害者しょうがいしゃのための介護かいご程度ていど区分くぶん」なら、ほぼ適正てきせい範囲はんい調査ちょうさではないかとおもうのです。つまり、今回こんかいあきらかにされたのは、日常にちじょう生活せいかつ必要ひつよう介護かいご時間じかんであって、けっして、社会しゃかい参加さんか部分ぶぶん支援しえん障害しょうがい状況じょうきょうあらわすものではないということです。ですから、介護かいご定義ていぎ曖昧あいまい環境かんきょう整備せいびこえかけ、見守みまもりの支援しえん中心ちゅうしんである知的ちてき障害しょうがい精神せいしん障害しょうがいかたには、結果けっか曖昧あいまいてん見受みうけられるのだとおもいます。
 よって、この区分くぶん介護かいご給付きゅうふにしか適用てきようされませんし、姫路市ひめじしにおいても区分くぶんとサービスりょう直接的ちょくせつてき比例ひれいするものではないことを明言めいげんしています。では、この障害しょうがい程度ていど区分くぶんは、なんのために設けられているのでしょうか?まず、区分くぶんによって使つかえる介護かいご事業じぎょう限定げんていすること。そして、区分くぶんによって報酬ほうしゅう単価たんかもうけたことです。つまり、これによって事業所じぎょうしょみなさんは利用者りようしゃえらびをしなければいけなくなったことです。とく生活せいかつ介護かいごでは、区分くぶん1のが、年間ねんかん収入しゅうにゅうおおきな影響えいきょうおよぼすことが予想よそうされます。
この自立じりつ支援法しえんほうおおきな目的もくてきには精神せいしん障害しょうがいかたのサービス資源しげん充実じゅうじつげられていますが、この障害しょうがい区分くぶん使つかかたかぎり、比較的ひかくてき区分くぶんひくく、専門的せんもんてき支援しえん断続的だんぞくてき必要ひつよう精神せいしん障害しょうがい積極的せっきょくてきれが可能かのうなのか、とても危惧きぐされます。

総合的そうごうてき相談そうだんシステムの確立かくりつ
 あとは、わたし障害者しょうがいしゃ自立じりつ支援法しえんほう一番いちばんになることをきたいとおもいます。まず、今回こんかい、サービスが再編さいへんされるとともに規制きせい緩和かんわによって小規模しょうきぼ多機能たきのう事業じぎょう展開てんかいできるようになったことは、障害者しょうがいしゃ自立じりつした地域ちいき生活せいかつおくるには、大変たいへんプラスになるとおもいます。しかし、それには様々さまざまなサービスを複合的ふくごうてき利用りようすることが想定そうていされますが、残念ざんねんながら現状げんじょうでは、施設しせつはじ関係かんけいする事業所じぎょうしょへの依存いぞんつよく、利用者りようしゃ主体的しゅたいてきなサービス利用りようまでにはいたっていません。
 つまり、障害者しょうがいしゃケアマネジメントの有無うむわるしが障害者しょうがいしゃらしにおおきく関与かんよしているとおもうのです。それには自立じりつ支援法しえんほうもとづく相談そうだん支援しえん事業じぎょう有効ゆうこう活用かつようし、姫路市ひめじし独自どくじ総合的そうごうてき相談そうだんシステムの確立かくりつのぞまれるところです。
 すでにあお写真じゃしんとして具体的ぐたいてきれいが、姫路市ひめじし地域ちいき福祉ふくし計画けいかくならびに障害者しょうがいしゃ計画けいかくにおいてしめされていますのでご紹介しょうかいします。
中枢ちゅうすう専門せんもん機能きのう
(1ヶ所かしょ)
総合そうごう福祉ふくし
通園つうえんセンター
保育所ほいくしょ
支援しえん内容ないよう助言じょげん
経済的けいざいてき助言じょげん とう
情報じょうほう提供ていきょう
支援しえん内容ないよう報告等ほうこくとう
情報じょうほう提供ていきょう
技術的ぎじゅつてき助言じょげん
訪問ほうもん調査ちょうさ支給しきゅう決定けってい
利用りよう調査ちょうさ・あっせん
利用りよう援助えんじょ苦情くじょう対応たいおう
保健ほけん福祉ふくし
サービス
センター
保健ほけん福祉ふくし
サービス
センター
地域ちいき拠点きょてん機能等きのうとう
障害者しょうがいしゃ団体だんたい
   ・
相談員そうだんいん とう
在宅ざいたく介護かいご
 支援しえん
センター
日常的にちじょうてき相談そうだん支援しえん
施設しせつ)
(在宅ざいたく)
(在宅ざいたく)
障害しょうがい福祉課ふくしか
高度こうど専門せんもん
一般いっぱん個別こべつ
全面的ぜんめんてき調整等ちょうせいとう必要ひつよう
とする場合ばあい本庁ほんちょう機能きのう
コミュニティブロック
単位たんいにとした相談そうだん拠点きょてん
より身近みじか地域ちいき単位たんい
とした相談そうだん拠点きょてん
重層的じゅうそうてき生活圏域せいかつけんいき
施設しせつなどの資源しげん
共同きょうどう作業所さぎょうしょ有効ゆうこう活用かつよう
 自立じりつ支援法しえんほう成立せいりつとともに作業所さぎょうしょはなくなるのではないか?昨年さくねん、そんなうわさちまたをかけめぐりました。もはや通所つうしょ施設しせつ以上いじょう利用者りようしゃがいる共同きょうどう作業所さぎょうしょ存在そんざいは、障害者しょうがいしゃ日中にっちゅう生活せいかつにはかせない社会しゃかい資源しげんであり、作業所さぎょうしょだけが別枠べつわくなか援助えんじょおこなわれることは適切てきせつとはいにくい状況じょうきょうがあります。そのような視点してんから自立じりつ支援法しえんほうにおいては、共同きょうどう作業所さぎょうしょ法内ほうない事業じぎょうへの移行いこう促進そくしんはかられているところです。
 しかしながら、設立せつりつ経緯けいい利用者りようしゃ確保かくほからすべての作業所さぎょうしょ個々ここ法内ほうない事業化じぎょうかをすることは非常ひじょう困難こんなんなことであるといわざるをません。とうセンターも2つの作業所さぎょうしょがありますが、いまある資源しげん有効ゆうこう活用かつようし、地域ちいき活動かつどう支援しえんセンターのブランチとして、弾力的だんりょくてき事業化じぎょうかはかり、障害しょうがいのあるかた安心あんしんして利用りようできる社会しゃかい資源しげんへの移行いこう目指めざしていますが、上記じょうき相談そうだん事業じぎょう同様どうよう姫路市ひめじしにおいて計画的けいかくてき障害者しょうがいしゃ拠点きょてんづくりがすすめられ、それらに作業所さぎょうしょ資源しげん有効ゆうこう使つかわれることが重要じゅうようおもいます。

 以上いじょう自立じりつ支援法しえんほうについてわたしなりにかんじることを列記れっきしてみました。毎度まいどのことながら、河原かわはら文書ぶんしょはわかりにくいとおしかりをけることとおもいますが、おゆるしください。  ただ、自立じりつ支援法しえんほうについて非難ひなんびせることはむずかしいことではありません。しかし、わたしたちの生活せいかつおおきな影響えいきょうあたえる法律ほうりつ。これがどうあるべきか、どう使つかっていくかをかんがえることがわたしたちにもとめられていることなのかもしれません。
 これから、福祉ふくし計画けいかくてられ、施設しせつ事業じぎょう再編さいへんすすみ、介護かいご保険ほけんとの統合とうごうはなしすすんでいくでしょう。そのときわたしたちの障害者しょうがいしゃ経験けいけんとおして「すべてのひとらしやすい」方法ほうほう提案ていあんできるよう、一緒いっしょ意見いけん交換こうかんをおねがいたします。
あたらしい仲間なかま出会であ
竹田たけだ美幸みゆき
 わたし昨年さくねん12がつ15にち仲間なかまにん三ノ宮さんのみやまでみにきました。ちょうどルミナリエ期間中きかんちゅう週末しゅうまつだったので、どのみせっていました。1軒目けんめ神戸こうべ在住ざいじゅうひときつけの姫路ひめじにはないレトロな家具かぐ装飾そうしょく居酒屋いざかやさんでしゃべりながら、おなかいっぱいべて、おさけみました。2件目けんめは.オシャレなジャズバーでカクテルをみました。ひさしぶりに心地ここちよいいにおそわれて、ホテルにもどると、バターンキューでした。
 その仲間なかま出会であったのは10がつ、11がつ前半ぜんはん後半こうはんというふうにおこなわれたピアカウンセリングの長期ちょうき講座こうざでした。 本当ほんとうに「はじめまして!」の挨拶あいさつからはじまった4にん短期間たんきかんで、みにくことになったのは、やはり、講座中こうざちゅうはなしをきあううちに、おたがいのこころそこにある部分ぶぶんをさらけしたからだとわたしおもいます。  講座こうざけるまえ前半ぜんはんはく後半こうはんぱくもあるのぉぉぉ。えられるかなぁ?…と心配しんぱいしていました。実際じっさいけてみると、体力的たいりょくてきにはきつかったけれど、精神的せいしんてきにはすごくおだやかになれました。
 ピアカウンセリングの基本きほんは、障害しょうがいった仲間なかま同士どうしおな立場たちばはなしうことです。カウンセラーははなしさいけっして否定ひていをしないというのがまりになっています。そのなかで、普段ふだんさえている感情かんじょうすこと、自分じぶんではづいていないようなこころきずこさせてすことで、元気げんきになっていきます。そうして、自分じぶん本当ほんとうにしたいことがつかっても、その方法ほうほうわからないとき、カウンセラーは情報じょうほう提供ていきょうして、一緒いっしょかんがえて、実現じつげんできるようにみちびいていきます。
 わたし自身じしんじつ数年前すうねんまえまでピアカウンセリングなんて、障害しょうがいもの同士どうしきずってどうするの?…とおもっていました。必要ひつようせまられて勉強べんきょうしていくうちに、ピアカウンセリングへのかんがえがわっていきました。いまでも感情かんじょう手法しゅほう納得なっとくいかないものはありますが、自分じぶんつめなおすのには、とてもいとおもいます。ですから、障害しょうがいのあるみなさん、一度いちど、ピアカウンセリングをけてみることをおおすすめします。
 竹中たけなかナミ講演会こうえんかい
障害者しょうがいしゃ就労しゅうろう社会しゃかい参加さんかについて」
岩見いわみ順子じゅんこ

去年きょねん12がつ竹中たけなかナミをおむかえしておこなわれた講演会こうえんかい報告ほうこくをします。
あめなかこの講演こうえんきにてくださったみなさんありがとうございました。このをかりておれいもうしあげます。残念ざんねんながら、おしになれなかった方々かたがたにもわかりやすいように当日とうじつとった写真しゃしんまじえてせていきたいとおもいま〜す。
今回こんかい主催者しゅさいしゃである、NPO法人ほうじん姫路ひめじ自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンターの理事長りじちょう妻鹿めがよりあいさつがあり、司会しかい河原かわはらから竹中たけなかナミ紹介しょうかいをしていただき、ナミねぇが盛大せいだい拍手はくしゅのなかあらわ講演こうえんはじまりました。
だい一部いちぶ開始かいし。ナミねぇは、最初さいしょ一人ひとり障害者しょうがいしゃとの出会であいからはなされ、プロップ・ステーションの名前なまえ由来ゆらいそしてプロップ・ステーションがどのように成長せいちょうしていったかを質問しつもん形式けいしきまじえながら観客かんきゃくんではなしすすめていきました。「ひと課題かだいかって個々ここえるちからをもっている」とはなされていました。わたしは、この講演こうえんいて“自分じぶんもがんばらなあかん“という気持きもちになりました。失敗しっぱいおそれず何事なにごともやってみないとはじまらない、はじめてみてはじめてチャンスがひろがっていくことにあらためてづかされました。。
講演こうえんありがとうございました。感謝かんしゃ気持きもちをめて、センターから花束はなたば贈呈ぞうていです。「おはな大好だいすき、とてもうれし〜。」とのことでした。
だい二部にぶ開始かいし質問しつもんタイムとなりました。神戸こうべまでかようのが大変たいへんだというかたがいましたが、とおくから、もう1年半ねんはんしゅう1で勉強べんきょうにきているひともいるし、あと1年半ねんはんから2ねんあいだにはプッロプにかよわなくても自宅じたく授業じゅぎょうけられるようにととのえていく方向ほうこうすすんでいるとはなされていました。最後さいごはたらきたいという気持きもちがあれば障害しょうがいっていてもかならはたらけるんだとつよはなされていました。
アンケートの記入きにゅうありがとうございました。全体的ぜんたいてきによかったとの回答かいとうでスタッフ一同いちどうほっとしております。ナミねぇの話術わじゅつ行動力こうどうりょく前向まえむきな姿勢しせい講演こうえんをきいてくださった方々かたがたにもつたわったようにアンケート結果けっかおもいました。スライドをみながら事例じれい紹介しょうかいされていて、障害しょうがいっていても仕事しごとされているはなしがきけて参考さんこうになってよかったといてありました。アンケートをいてくださった方々かたがた貴重きちょうなご意見いけんをもとに、今後こんご活動かつどうかしていきたいとおもいますのでよろしくおねがいします。
だいかいじゆうじかん ボーリングへん報告ほうこく
妻鹿めが さとし
今回こんかいのじゆうじかんは、平成へいせい18ねん11がつ23にち参加者さんかしゃめいとともにくるまいすのかたちからよわかたもゲームに参加さんかできるボールスロープを用意よういしているボールイングス明石店あかしてん(JR大久保おおくぼ駅前えきまえ)でボーリングをたのしんできました。
 ボールスロープとは、ボーリングのボールを自分じぶんちからげられないひとがボーリングをたのしむことができる補助具ほじょぐです。スロープの頂上ちょうてんにボールを固定こていし、ボールをすとスロープからレーンにころがり、ピンにあたると いうものです。 ボールスロープをしてくれる、姫路ひめじのボーリング じょう事前じぜん調しらべたのですが、わたしたちの調査ちょうさでは残念ざんねんなが らなく、4だい常備じょうびされているボールイングス明石店あかしてん実施じっしすることになりました。読者どくしゃ皆様みなさま姫路ひめじでボール スロープをしてくれるボーリングじょうをご存知ぞんじかた はぜひ編集部へんしゅうぶまでおらせください。
ボールイングス明石店あかしてんは、マイカル明石あかし2番街ばんがいの2かいにあり、受付うけつけやレーンフロアまではスロープなどが設置せっちされておりくるまいすでの移動いどう支障ししょうがありません。
 参加者さんかしゃめいずつが2くみかれて試合しあい開始かいししました。ボールスロープにおもおもいのボールをせピンにかってボールをしだし、得点とくてんあらそいました。スペアがれて歓喜かんきするひとや、ガーターになってあたまかかえるひとなどなど、参加者さんかしゃ充分じゅうぶんにボーリングを満喫まんきつしてもらえたのではないかとおもいます。
ちなみに、スコア56で優勝ゆうしょうされたAさんには、ペンライトがついたキーホルダーが贈呈ぞうていされました。事前じぜん下見したみき、時間じかん設定せっていしたつもりでしたが、移動いどう、トイレ、食事しょくじ時間じかん予想よそう以上いじょうにかかり、じゆうじかん本来ほんらい目的もくてき参加者さんかしゃとのさまざまなコミュニケーションをとる時間じかんまったくとれなかったことは主催者しゅさいしゃとして非常ひじょう残念ざんねんでありました。(-_-;)
イマドキの子供こども事情じじょう
飛田とびた美津枝みづえ
昨年さくねんれ、忘年会ぼうねんかい参加さんかしようと3時頃じごろいえたら、いつも一輪車いちりんしゃあそんでいるかお見知みしりの9歳くらいのおんな挨拶あいさつをしてきたので挨拶あいさつかえすと、いきなり「おかねちょうだい」とう。あまりの唐突とうとつさに、一瞬いっしゅん思考しこう回路かいろがストップし、かろうじてなんでおかねがいるの?とくとお菓子かししいとう。
 問答もんどう挙句あげく、100えんのお菓子かしでいいからおねがい!の言葉ことば根負こんまけして、ちかくの駄菓子屋だがしやについてき100えんのお菓子かしうはめに・・・ しかし、これだけでまなかった。つぎにそのわたし財布さいふのぞみ、千円札せんえんさつをつまみだし、「これちょうだい。」とう。「うーん、それられるとおねえちゃんごはんべられへん、だめ。」とことわると今度こんどはジュースがしいとした。
 さすがにわたしも、らないひとにそんなことおねがいするのはダメだと説教せっきょうしたが、「なんで?おねえちゃんおかねいっぱいってるやん。」  このあと財布さいふられそうないきよいだったので、自販機じはんきまえについてき、とっさにセンターにけばなんとかなるのでは?とおもい、交換こうかん条件じょうけんしてみた。「おねえちゃん、いまから白国しらくにくねん、おねえちゃんのくところにいててくれたらコンビニでジュースをってあげるけど?」
その一瞬いっしゅんかがやかせて、「ホント?」でもつぎ瞬間しゅんかん「そこの販売機はんばいきでいいやん、ってくれたら いてくから〜、ねえ、おねがいっ!」
「じゃあ、おねえちゃんらんわ、バイバイ。」と、こうとすると、「だめ、ってくれるまでとおさへん。」わたしはもう一度いちどらないひとに、いつもそうやってたのむんか?それいいことかなあ?」と、あらためていたら、そのは「ウン。」 わたしも、返事へんじいてこれ以上いじょう説教せっきょうしてもだめだとさとり、わるいがそのはじばしてでもげる覚悟かくごくるまイスを急発進きゅうはっしんさせた。
その無事ぶじにセンターにいて、何事なにごともなくあと時間じかんはすごせたが。それにしても・・・まだちいさくてかわいいかおをしているのに、やることはえげつないどもだった。大体だいたいかおっているだけのひとに「おかねちょうだい。」と時点じてんですでに間違まちがっている。
 おやはどんなしつけをしているのか、そしてこのままおおきくなったらこのはどんな大人おとなそだっているのだろう?それをおもうと空恐そらおそろしくなるような出来事できごとだった。
きと「リハビリ教室きょうしつ参加中さんかちゅう!!
取材しゅざい:かねこ
 2007ねんがつ天野あまのさんのリハビリ教室きょうしつ取材しゅざいってきました。 場所ばしょ姫路ひめじ北保健きたほけん福祉ふくしサービスセンターで、毎週水曜日まいしゅうすいようび午後ごご実施じっし されています。リハビリ教室きょうしつ一年間いちねんかんのコースで、四十歳以上よんじゅっさいいじょう六十 四歳未満ろくじゅうよんさいみまん身体機能等しんたいきのうとうなんらかの障害しょうがいのこ肢体不自由者したいふじゆうしゃ対象たいしょうです。 なお、医師いしがリハビリを必要ひつようみとめたひとで、介護保険かいごほけん利用者りようしゃ対象たいしょう になりません。
 まず、血圧測定けつあつそくていをしてから、今回こんかい介護予防教室かいごよぼうきょうしつ
六十ろくじゅう 五歳以上ごさいいじょう市民しみんで、検診けんしんなどで介護予防かいごよぼう必要ひつようみとめられたかた利用りようかためいと、リハビリ教室きょうしつ天野あまのさんをふくめた2めい合計ごうけいめい合同ごうどうで、本日ほんじつのメニュー「運動うんどう(ストレッチ)」にまれました。立位りつい体操たいそう椅子いすとマットを使つかった体操たいそうが2時間じかんのメニューにまれていて、どれも日常にちじょう生活せいかつなか自然しぜんみやすいものとなっていました。とくにマットによこになっての足上あしあ運動うんどうでは、1から10までの数字すうじをつまさきくのですが、3をぎるとわらいやら悲鳴ひめいこえこえはじめていました。
 [天野あまのさんへのインタビュー]
Q、この教室きょうしつ参加さんかされたきっかけはなにですか。
  ・手術しゅじゅつをしたのですが、いま制度せいどでは術後じゅつご三ヶ月さんかげつまでしかリハビリがけられません。それで、ちかくでリハビリがけられるところを広報こうほうさがし、この教室きょうしつました。
Q、参加さんか目的もくてきはどのようなことですか。
  ・手術しゅじゅつにより体調たいちょうすこもどったのですが、くびすこしでも負担ふたんをかけずに生活せいかつできるようにとがんばっています。
Q、参加さんかしてみての感想かんそうはどうですか。
  ・元気げんきなお年寄としよりとはなしをしたり、一緒いっしょ体操たいそうができることがたのしみです。自分じぶん行動こうどうすることによりおおくのひとかかわれることがすばらしいとおもいます。
Q、最後さいごなにのぞむことがあればかせてください。
  ・希望きぼうとしてですが、そのひとそれぞれにおうじた医療的いりょうてきな「リハビリ指導しどう」がけられる場所ばしょちかくに
あればもっといいとおもいます。
 取材しゅざいをさせてもらってかんじたことは、体操中たいそうちゅう休憩中きゅうけいちゅう会話かいわからでる笑顔えがおわらいが「こころのリハビリ」になっているようにつよかんじました。きた保健ほけん福祉ふくしサービスセンタースタッフの皆様みなさまならびに教室きょうしつ参加さんか皆様みなさま取材しゅざい協力きょうりょく本当ほんとうにありがとうございました。  
障害者しょうがいしゃ自立じりつ支援法しえんほう」  10・31だいフォーラム
久保田くぼた 穣二じょうじ
 10がつ31にちに、「10・31東京とうきょうだいフォーラム」に妻鹿めがさんと参加さんかしました。 まず、はじめに厚生こうせい労働省ろうどうしょうまえで、みんな集合しゅうごうして各自かくじつくってきたプラカードや看板かんばんって、一路いちろ東京駅とうきょうえきめざして出発しゅっはつしました。
いざ、デモに参加さんかしてはじめて、みんなに、予想よそう以上いじょう負担ふたん波紋はもんひろげているとおもいました。
自分じぶんもデモに参加さんかしているうちに、なんだか気持きもちがわったようながしてきました。 このまま「自立じりつ支援法しえんほう」が施行しこうされると、通所つうしょやホームヘルプ・ガイドヘルプの断念だんねん抑制よくせい生活費せいかつひけずるなど予想よそう以上いじょう影響えいきょうがでてくるとおもいます。 当事者とうじしゃだけでなく、まわりのひとおよ家族かぞくにもなんらかの影響えいきょうがでてくるとおもいます。 もうすこし、利用りよう負担ふたんやサービス体系たいけいといずれもほう骨格こっかくから見直みなお必要ひつようがあるとおもいます。
いま、デモがわっておもうことは、いま自分じぶんなにができるかかんがえながら、自分じぶんにできる行動こうどうをしていこうとおもいます。
1わり負担ふたん
はん たい
自立じりつ支援法しえんほう
自立じりつ阻害法そがいほうだ!!
センターに
輪転機りんてんき(デジタル印刷機いんさつきはいりました。
 みなさん、もう今回こんかい機関紙きかんしまれておづきとはおもいますが、前回ぜんかい機関紙きかんしより用紙ようしサイズがおおきくなりました。
 それはなぜかというとこのたび「メイスン財団ざいだん財団ざいだん法人ほうじん 東京とうきょうメソニック協会きょうかい)の助成じょせいけ、輪転機りんてんき購入こうにゅうできたおかげでA3サイズまで印刷いんさつ可能かのうになったからです。  この機関紙きかんしをはじめ、12がつおこなわれた講演会こうえんかい資料しりょう印刷いんさつ封筒ふうとう印刷いんさつなどに大活躍だいかつやくしています。
 これからもよりおおくの情報じょうほう提供ていきょう役立やくだてていきたいおもいます。
かいじょしゃはけんじぎょうぶ
介助者派遣事業部
           えんじょい ☆★☆★☆★
  介助者かいじょしゃ派遣はけん状況じょうきょう平成へいせい18ねんがつ〜12がつ
《ホームヘルプ》
   4がつ〜9がつ 日常にちじょう家事かじ身体しんたい
  10がつ〜12がつ 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご居宅きょたく介護かいご
   けん
時間数じかんすう
派遣はけん
回数かいすう
泊回数とまりかいすう 利用人数りようにんずう
がつ 704.0 369 39
がつ 693.5 250 39
がつ 693.5 252 39
がつ 1,009.5 330 72
がつ 1,250.5 459 99
がつ 1,273.0 463 85
10がつ 1,302.5 441 80
11がつ 1,362.5 459 69
12がつ 1,388.5 475 69
《ガイドヘルプ》


   けん
時間数じかんすう
派遣はけん
回数かいすう
利用人数りようにんずう
がつ 55.0 22
がつ 105.0 34 10
がつ 74.0 33
がつ 49.0 27
がつ 89.5 36
がつ 69.5 28
10がつ 90.5 31
11がつ 72.0 30
12がつ 69.0 25
あまの
なんすい
          ― 事務局じむきょく ―
天野編あまのへん
退院たいいんしてから4ヶ月かげつ。ようやくリフォームがわりました。マンションってすごいですよ。はしらかべもなくすこと出来できるんですよ。ひとつのはこみたいになっておもどおりの設計せっけい出来できるらしいです。れたが「こじゃれた」部屋へやまれわりました。こんなに自由自在じゆうじざい出来できるのなら、もっと欲張よくばりになればかったと、ちょっぴり後悔こうかい
すこよくてきたので、自分じぶん身体からだ相談そうだんしながら、たのしくあたらしいことに挑戦ちょうせんしてきたいとおもっています。
編集後記へんしゅうこうき
あけましておめでとうございます。十二支じゅうにし最後さいご亥年いどしになりました。 姫路ひめじ自立じりつ生活支援せいかつしえんセンターのあるあたりをちょっとよこはいるとやまちかいので、民家付近みんかふきんにイノシシが出没しゅつぼつするらしいです。
わたしいまだおにかかっていませんが、もし出会であってしまったら「んだフリ」って・・・きませんよね、くまじゃないんだから。(あせ
「ぴーぷるねっと」は、今年ことし読者どくしゃのみなさんと一緒いっしょつく機関紙きかんし目指めざしていきたいとおもいます。
こんな情報じょうほうせてほしいな、あんな話題わだいもいいな、などありましたらぜひ編集部へんしゅうぶ投稿とうこうしてください。たくさんの投稿待とうこうまってます。
では、今年ことしもよろしくおねがもうげます。      (by 飛田とびた
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