P&Gジャパン株式会社
基金を設立し「子ども支援」をテーマに環境教育の出前講座を実施している |
環境教室 |
■活動内容:企業、地域と連携した環境保護活動 |
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当社の製品を通じて何か役立てていきたいという願いから社長と県知事が提携し、持続可能な教育現場を実施しています。2008年7月から、当社開発プログラム「P&G 水と生活の環境教室」の依頼を受けた県下の小学校3~6年生の社会・理科、5~6年生の家庭科の授業に、従業員が講師となって出前講座形式で実施しています。また従業員も講師の講習を受けており、26名が実際に講師として参加しました。2010年までに、兵庫県では述べ78校を回り、5,126名の子どもたちが授業に参加しました。2009年からはさらに発展させ、教材と先生用授業の手引きを、応募のあった全国の小学校に配布し、2010年までに教材は3万部発行しました。2010年からは、工場のある群馬県高崎市でも、従業員の講師が取り組む出張授業を開始しました。 住宅メーカーと当社が共同で「公益信託神戸まちづくり六甲アイランド基金」を設立し、神戸市の「国際コミュニティ作り事業」や「文化的な都市環境づくり事業」を助成しています。六甲アイランドを元気にしようということで開催される「六甲アイランド・ウェルカム・フェスティバル」への協力においては、当社の従業員とその家族のボランティアを企画しています。 |
■社会貢献活動への思い |
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2011年からは、「子ども」、「女性」、「地域コミュニティ」の分野に力を入れてまいります。例えば「子ども」では、環境教室を本社のある兵庫県下での拡大に加え、工場のある地域でも展開を進めていきます。また従業員一人ひとりが、日々の業務の中でサステナビリティ(持続可能な社会)について考え、実践できるよう、従業員ボランティアの機会をこの3つの分野で大きく広げてまいります。 社会貢献活動は企業それぞれに、何かができる機会が与えられ、企業の壁を超えて連携することが大事だと考えています。当社は兵庫県と密接な関係で進めているので、今後もこの関係を継続し、「産官学」での取り組みで子ども達の支援をさらに広げていきたいです。 |
■効果(やって良かった!)、今後に向けて |
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日経ウーマンで「女性が働きやすい会社」総合1位にも選ばれ、女性活用度が特に評価されています。神戸市から、当社にワークライフバランスのモデル会社として、拠点になるようにと期待されています。 ギャラリーを開放しており、そこを拠点に地域住民同士の交流ができています。 |
<担当者の声> |
<社員等へのサポート> |
<地域との関わり> |
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サステナビリティの実現にむけて、特に「子ども」、「女性」、「地域コミュニティ」の分野に焦点をあて、社会貢献活動を行っています。 |
仕事も生活も充実させる「ベターワーク・ベターライフ」という考え方を推進しています。社外の専門家にカウンセリングできる制度やマイデーフライデー(毎週金曜日は自分のために費やす時間を確保)等を整備しています。 |
阪神・淡路大震災後から、市民が元気になるため、本社ロビーの一角を地域のプロ、アマチュアの作品を展示するギャラリーとして開放しています。 |