株式会社フェリシモ

 神戸市中央区浪花町59

 卸・小売(通信販売)

ダイレクトマーケティング業を活かし、環境保全や子ども関連の支援活動、障害者自立等への課題へ幅広く参加を促している


株式会社フェリシモ_活動分野 株式会社フェリシモ_写真
「フェリシモの森基金活動」お客様らから毎月一口100円の寄付をいただき、集まった基金で国内外での森づくりを進めている

■活動内容:社会福祉法人や様々な機関との連携と通販業を生かした活動

社会福祉法人プロップステーション・兵庫県・神戸市と連携し、当社が仲介役になって、障害をもちながら社会参画を目指している人々が働く小規模作業所などに、商品をデザイン・製作してもらい、当社が販売するという活動を行っています。企業の下請けでもない、自主製品の販売でもない新しいパートナーによる試みで、現在、51施設、協力メーカー17社、13の都道府県の自治体で取り組んでいます。障害をもちながら社会参画を目指している人々が、「自分たちの作ったものが、カタログの中から商品としてお客様に選んでもらえている」という自信と喜びを感じて欲しいと考えています。


毎月1回「神戸学校」というトークライブやワークショップを開催しています。もとは従業員の勉強会でしたが、阪神・淡路大震災の被災者に元気を取り戻して欲しいという思いから、現在は一般公開講座となっています。参加料全額を震災遺児の施設支援に活用しています。


■社会貢献活動への思い

お客さまも一緒に当事者になってもらえる環境を作って行きたいと考えています。「1千万人で未来を変えるプロジェクト」を立ち上げ、お客様からの提案やアイデアをweb上で募集しております。環境に悪影響を与えない商品の販売・開発を進めていきたいと考えています。


一般的に社会貢献活動は不況の中で厳しい情勢だと思いますが、当社の考え方のベースは経営理念であります。利益を残すことは大切ですがそれは手段にすぎず、利益をどう社会に分配するべきかを考えています。神戸は、流通・デザイン・ファッション・観光等の切り口があるので、その中で自分たちの領域を活かし、デザイン都市神戸の活動として、神戸芸術工科大学や商工会議所などが連携し、デザイナーと企業を結びつける活動などを行っています。


■効果(やって良かった!)、今後に向けて

育児休暇(最長2年)を利用する女性従業員が増え、9割以上の人が仕事に復帰しています。また、阪神・淡路大震災時に100円義援金活動が6年半で約4億円が集まりました。


<担当者の声>

<社員等へのサポート>

<地域との関わり>

社会「貢献する」のではなく、「共にできること」を考えており、当社では社会貢献活動とは呼ばずに「社会文化活動」と呼んでいます。

長期特別休暇制度を設け、長期的に勉強したい従業員を支援しています。

利用者の大半が20~40歳代の女性なので、社会貢献に参加したいが何をすればいいのかわからない、と考えている主婦に参加できる場をつくっています。


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