兵庫県内の企業等が取り組んでいる社会貢献活動の実践モデル事例集です

1984年から毎年春と秋に、神戸ファッションタウン内の清掃活動をおこなっています。神戸ファッションタウン協議会に加盟している30社の従業員が参加し、1時間ほどで道路沿いなどの美観を心がけて掃除をしています。秋は落葉が多いので、各社が自社の周囲を毎日清掃し、地域の美観を心がけています。また、神戸ファッションタウン協議会が主体となり、電線の地中化、緑地の確保、建物の高さなど敷地内の景観保護を行っています。

トライやる・ウィークを地元の中学校より毎年5～6名受け入れています。時期は業務への影響が少ない7月に実施しています。内容は、生地作り、仕上げ、包装の段階をプログラム化して指導しています。初日は衛生面などの基本事項をビデオなどで研修をして、その後、現場を体験してもらいます。食品は体の中に入るものなので、配合などの小さなミスでも正直に報告するように指導しています。家庭で物作りをしない時代なので、最終日の5日目には、ケーキを1つ製作し、試食をしてもらいます。担当者は毎年変更し、従業員の勉強の場にもなっています。

地域などの要望に対し、出来る限り応えていきます。また、明確な方向性が定まれば、検討していきます。

社会貢献活動に関する企業同士の連携について、当社では神戸ファッションタウン協議会に加盟しており、企業同士連携しています。また、最近は大学4校が近隣に設立され、学生が参加するようになりました。学生とどのような連携できるのか、検討したいです。今後さらに企業の社会貢献活動を促進するためには、税制面での優遇等、行政のサポートが必要と思います。

トライやる・ウィークの受け入れや障害者雇用の推進などで、伝えることの難しさを知り、コミュニケーション能力がUPしたり、障害者の方に対して優しく対応し、受け入れられるようになりました。また、地域内の各企業が積極的に社会貢献をしていることが、地域のイメージアップに繋がってます。