兵庫県内の企業等が取り組んでいる社会貢献活動の実践モデル事例集です

組合員が主体となり、食と農を通じた様々な活動を地域ごとに展開しており、食育活動（JAでは食農教育活動と呼ぶ）としては、農家による地域の親子向けの稲作体験活動である「田んぼの教室」を開催しています。これまでに延べ759人が参加し、リピーターも増えています。各地域の農家と連携し小学生と一緒に田んぼで田植えから収穫まで体験する「学童農園」も開催しています。2009年は51校6,502人が参加しました。

また当JAの職員は市民救命士の資格を持っており、全事業所にAEDを設置するなど、救命措置が必要な事態が発生した時にも迅速に対応できる体制が整っており、支店単位で組合員向けの講習も行っています。さらに職員は認知症サポーターの研修も受講し超高齢社会へ対応しています。こども110番、安全・安心パトロールなど、地域住民が安心してくらせる取り組みを行っています。

JAを農家だけではなく、地域住民の方々にもっと身近な存在として感じて欲しいと考えています。そのためには、人と人とのつながりを大切にした活動を展開し、協同の輪をさらに広げていくことが重要であると考えています。

今後も地域農業の振興と地域社会への貢献活動に意欲的に取り組んでいきたいと考えています。