学校法人武庫川学院 武庫川女子大学
教職員・学生が主体となって地域高齢者や子ども会との交流、町おこしや企業の商品開発に取り組んでいる |
鳴尾苺の収穫 |
■活動内容:実社会との接点である地域の社会活動を通じて、視野の広い人材の育成をはかる |
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生活環境学科の学生有志が、「鳴尾のびわ娘」として浴衣を着て、西宮神社の「おこしや祭り」を市民の祭りとして盛り上げようと参加しました。また、心理・社会福祉学科の学生と、本校の近くにある障害者小規模通所作業所のメンバーとで、地元の「みやこ商店街」を紹介するイラストマップを利用者の車椅子介助をしながら一緒に商店街を取材して作成し、地域に配布しました。 2008年10月から地域子育て支援拠点事業として、「子育てひろば」を開放しています。開催日は月曜日、火曜日、金曜日の9時半~12時、13時~15時半までで、費用は原則無料です。また、本学教員による子育て講演会等も開催されます。なお、2010年度からは保育園も開園しています。 学生、卒業生、教職員を対象に環境保全のためのアイディアコンペを実施して、募集したアイディアから具体的なエコ活動の取り組みに繋げています。地元の名産品であった「鳴尾苺」を復活させ、地域との交流を図る活動が最優秀賞に選ばれました。有志の団体「鳴尾苺保存会」を中心に学院全体で取り組んでおり、2009年5月に初めて収穫しました。苺の苗は、附属中学校、高校、近隣の小学校に配られ栽培されています。2011年には地元の子ども会の「ふるさと町の探検団」活動と一緒に草取りやワラ敷き、収穫まで苺の成長を見守りました。 社会福祉協議会や医療機関と連携をして、地域の高齢者の栄養状態の改善や心のケアを行っています。健康相談、健康ダンス、生きがい講座などを学生も積極的に参加して取り組んでいます。学生にとっても貴重な体験の場になっています。 |
■社会貢献活動への思い |
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大学を窓口にして地域の様々な団体と連携をして地域に密着した活動を行います。大学間、大学と企業、大学と地域とで情報交換ができる場をつくることが必要です。学生は社会貢献活動に熱心に取り組んでおり、今後も授業との関わりに配慮しながらいろいろな分野に視野を広げて欲しいと思います。また、地域、企業との連携もさらに進めて行きたいと思います。 |
■効果(やって良かった!)、今後に向けて |
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大学の社会貢献活動の認知度が高まりました。学生のボランティアクラブ・児童福祉研究部が、日ごろの活動を認められ、国際ソロプチミストが後援する「シグマソサェティ」に認証されたました(2007年)。授業とは異なる経験を学ぶことができ、就職した後にも活かせます。 オープンカレッジやイベントなどへの参加者が増えています。 |
<担当者の声> |
<社員等へのサポート> |
<地域との関わり> |
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地域との交流を大切するという法人の方針が基本になっています。 |
教員が授業やゼミの一環で取り組んだり、学生による自治組織である学友会主催で自主的に活動しています。 |
産学官連携事業に取り組んでいます。また市や地域の様々な協議会からの依頼で、生涯学習の講話などに講師を派遣することもあります。 |