株式会社タクマ 播磨工場
社内の厚生施設を地域に開放し、「よってこ村・荒井」の活動拠点とする |
工場の厚生施設を提供してできた「よってこ村役場」(写真提供:高砂市) |
■活動内容:施設開放などで、地域の活気づくりに貢献している |
---|
2008年に、兵庫県の県民交流広場事業の助成を受け、高砂市荒井地区に「よってこ村・荒井」が開村しました。その村役場として、当工場の厚生施設「タクマクラブ」を無償で提供しています(4年契約)。施設内には図書室もあり、週に4日、地域住民に開放しています。図書室の品揃えも豊富であり、他の市から見学に来るほどです。交流の場に貢献しています。 独立行政法人科学技術振興機構からの依頼で、技術的な知識がある当社の従業員を理科の講師として登録し、市内小学校に派遣しました。そのことがきっかけで、高砂市からエコ教室サポート会員の登録企業としての依頼がありました。 佐用町の災害が起こった際は、「よってこ村・荒井」が実際に必要な物資は何かをヒアリングし、役場を拠点に情報を集めて活動に協力しました。「よってこ村・荒井」は、普段から佐用町と交流があるので、敏速に対応できたのではないかと考えています。 |
■社会貢献活動への思い |
---|
社会貢献活動は見返りや特段の効果を期待して活動するものではないと考えています。地域の一住民として企業は生きているので、活動に参加することは当然です。「共生共栄」を目指し地域に密着した活動を地域住民と共に行っていきます。 高砂市の「エコ教室サポート」にはこれからも協力していきたいと考えています。また「よってこ村・荒井」を拠点に、地域の祭りにも市民の方々が参加していただけると良いと思います。 |
■効果(やって良かった!)、今後に向けて |
---|
「よってこ村・荒井」という活動の拠点ができたことで、地域住民との交流が盛んになってきました。活動を通して、全員で活動する喜びを感じており、また、清掃活動の中では、地域住民の方々から声をかけていただくことがあったりと、やりがいを感じています。 |
<担当者の声> |
<社員等へのサポート> |
<地域との関わり> |
---|---|---|
コンプライアンス・CSR推進機構を立ち上げ、組織的に取り組んでいます。 |
CSRに関する社内教育を行っており、最低3ヶ月に1度、各部で勉強会を実施しています。 |
毎年10月11日に開催される地域の秋まつりには、「よってこ村」に、高齢者や障害者向けに神輿を見る観客席をつくって開放しています。 |