兵庫県内の企業等が取り組んでいる社会貢献活動の実践モデル事例集です

当社は播磨灘に面した工業地帯に立地しており、会社の北500ｍに山陽電鉄荒井駅が、東1,500ｍに山陽電鉄高砂駅があります。各駅から会社までの道路は通勤路になっており、この通勤路の清掃を、2010年度より三菱重工グループで始めました。年間4回程度で、始業前の7時40分から30分間行っています。ゴミ拾いが主で、燃えるゴミ、燃えないゴミ、空き缶、空き瓶、ペットボトル等に仕分けしています。参加者数は全体で20名で、リョーインからは2名が参加しています。参加は強制ではなく、あくまでもボランティアです。

その他、使用済み切手や古くなった作業着の海外寄付や、年1回の献血活動などを行っています。

当面は三菱重工の旗振りの元、その提案に協力をしていくという方針ですが、今後は三菱重工に提案することも考えています。

定年間際の社員は、何かやりたいと思っても情報が入らないので、何をしていいかわからないという意見を聞きます。企業が介在して、地域の情報やアドバイスをする生活設計のサポートも企業の社会貢献活動であると考えています。

工業地帯に立地していることで地域住民との交流があまりないことや、三菱重工の活動に参加しているので、大きな効果や変化は見えにくいのですが、ボランティア活動の情報等が直接社員に送られてくるので、自主的に参加する社員は増えていると思います。