株式会社岡田金属工業所

 三木市大村561

 製造(鋸・高速タガネ等)

物作りの楽しみを伝えるために鋸等の道具の使い方を指導する「木工応援館」を設立し運営する


株式会社岡田金属工業所_活動分野 株式会社岡田金属工業所_写真
木工応援館

■活動内容:「木工応援館」を設立し、ものづくりの楽しさを伝える

物作りの楽しみを知っていただくために、鋸をはじめとする道具の使い方を指導し、また鋸等の道具や木工製作(DIY)に馴染みの薄い方々に鋸とガイドを使い、生活に役立ち、楽しむ事のできる「木工」を体験して頂くことを目的として、「木工応援館」をオープンしました。工作工具や鋸、木工作図ソフトの使い方を指導して、作図から楽しみながら工作ができるまでをお手伝いしています。最終的には自宅でも木工を習慣をつけてもらえれば嬉しいです。


地元小・中学校の、卒業証書を入れる額縁づくりを指導しました。卒業生が自作の額縁に入れた卒業証書を授与されれば、思い出に花が添えられるので協力して欲しいとの依頼が学校側からあったのがきっかけです。多可町の小学校と2校と三木市の小中学校各1校で実施しましたが、多可郡の小学校では、卒業生の手漉き和紙が卒業証書に使われました。また、額縁材料は地元の製材所が兵庫県産の杉の間伐材を使用して作ってくれました。


■社会貢献活動への思い

「使う人に満足していただける製品づくり」を社是に掲げ、常により良い物づくりに取り組んできたことが、一般のユーザーからも支持され、試験的に始めた「木工応援館」には予想以上の多数の会員を集めています。今後の方向性として、主婦(夫)の方々に生活の拠点である家庭から木材を使う物づくりを啓蒙普及させたいと希望しています。パソコンで作品の設計をし、道具を使うことが苦手な人にも易しく工作が出来るソー・ガイドや鋸その他の手で使う道具で工作を楽しみながら、実用性のある身の回りの物づくりを慣習づけていただくことを考えています。


企業間での連携には大いに関心を持っています。また、他者とも共働して、道具、工具の開発を進め、一般家庭人の物づくりノウハウを確立したいです。今後も、やみくもに活動するのではなく、自然発生的な物づくりに対する社会ニーズを満たすつなぎ役として、社会貢献活動を続けていきたいです。心を豊かに、生活を楽しくする要素があるものには、特に力を注ぎたいです。


■効果(やって良かった!)、今後に向けて

「木工応援館」の設立により、物づくりの楽しみを伝える喜びが社員に見られます。また、家庭における木工のニーズは、台所に棚が欲しいなど女性からのものが多いということが、「木工応援館」の登録者に女性が多いという点から理解することができました。「木工応援館」は男女を問わず、地域の物づくりに貢献しています。


<担当者の声>

<社員等へのサポート>

<地域との関わり>

日本の森を守るには、木材を使う、植林するリサイクルと、手入れのための道具が必要です。物づくりの文化を守るのも道具が必要です。この思いを伝えていきたいと思っています。

社員が鋸を使って参加するコンテストなどには、大いに協力をしています。

「木工応援館」が拠点となり、地域全体のものづくりに対する関心が高まっています。「木工応援館」のような施設が全国にあればよいと思います。


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