株式会社アマダ 小野工場
地域住民に、工場内の桜の花見会をひらき、交流を深めている |
アマダの花見会 |
■活動内容:花見会の開催で地域住民との距離が縮まる |
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工場の敷地内に桜の並木道があり、当初から近隣へ開放しています。15年前に市が補助金を支給して歩道整備を行ったことを機に、ライトアップなど環境整備を行いました。2年前からは花の開花状況をみて日曜日を花見会とし、地域住民に観てもらうことにしました。前日の土曜日に近くの高齢者施設に声をかけてお年寄りを招待し、当日は従業員20人がスタッフとして参加しています。 毎年8月に高校生数名を1週間程度受け入れています。時代の流れで学生の趣向が変わり現場の仕事を嫌う傾向が強まっているので、工場内で仕事をする機会を増やし、学生達に説明できる環境を整える必要があると考えています。また、実習時にはケガをすることが無いよう配慮しています。 進路指導の講座も開いており、日本の物作りの伝統がいかに重要であるかを若者に伝えています。特に工場長が各高校で日本の物作りの大切さを伝えています。 |
■社会貢献活動への思い |
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子ども達に物作りを伝えたいのですが、現状では小学生の工場見学に対応できていません。物作りの大切さを伝えるために、子ども向け工場見学の仕組みを検討していきたいです。今年度は初めての試みとして、従業員の家族(特にお子さん)を招待してお父さんお母さんが働いている職場の見学会を「家族感謝デー」と名づけて実施しました。 地域全体が活性化するように、行政、商工会議所、企業、地域が連携し合っていくことが大事だと考えています。そのためには音頭を取る人(機能)が必要だと思います。 |
■効果(やって良かった!)、今後に向けて |
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花見会のスタッフをすることで、上司や後輩に関係なく、意見が言いやすくなりました。また、従業員同士、仕事以外の部分でも知り合える機会になりました。 地域の人が当社のことを認知してくれるようになりました。町内会の方から駐車場を貸して欲しい等、依頼が来ること増え頼りにしてくれていると感じています。 |
<担当者の声> |
<社員等へのサポート> |
<地域との関わり> |
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住宅地に立地している工場として、近隣の住民に迷惑をかけず、日頃から交流の機会を持つことを心がけて操業しています。 |
従業員全員の意識付けが必要です。 |
地域から要請があれば協力します。 |