丸中製菓株式会社
担当者の熱心な指導で、子ども達に物作りの大切さを伝えている |
子ども達からの手紙 |
■活動内容:NGOなどを通じた、継続的な発展途上国への寄付 |
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1996年より、独自の基準で寄付先・金額を決めて、開発途上国の子供達への寄付活動を毎年おこなっています。対象は、身体障害者や発展途上国の子供たちの環境改善をおこなっている団体です(ユニセフ、プラン・ジャパン、ピースウインズ・ジャパン、国境なき医師団、WFP等)。寄付を続けられることは幸運であり、小さな自慢でもあります。寄付は会社だけでなく従業員も間接的に参加しています。例えば会社に届けられたお歳暮やお中元を市価の半額で従業員に販売し、その売上額も寄付しています。 地元の加西中学校を対象に、トライやる・ウィークを2~3名受け入れています。期間は5日間で、独自のプログラムを担当者が用意しています。初日は、研修内容の説明など座学中心で、2日目から最終日までは、比較的安全な箱詰めなどのライン作業に従事してもらいます。指導はマンツーマンでおこない、将来の就業のためにと本格的な作業を体験してもらっています。1日に30万個という大量に商品を生産する現場で、常に100点を求められる厳しさなど、モノづくりの大切さを伝えています。 |
■社会貢献活動への思い |
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社会貢献活動に関して、企業間で連携して取り組むことは必要だと思います。当社では、2011年度より東工業団地で新工場が稼働するので、会員として連携することになると思いますが、内容はまだ未定です。当社が現在おこなっている活動は、公開する予定はありませんでしたし、PRをすべきではないという考えです。しかし、連携をする上でこちら側から発信をすれば、広がりが期待できると思います。当社では今後も地元密着の考え方を継続していきます。また、担当者の考え方や知恵を活動に反映していきたいです。 |
■効果(やって良かった!)、今後に向けて |
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週2回工場横で直販会を実施しており、利用者が増えています。工場見学に来た子ども達の感想なども聞くことができます。また、身体障害者の受け入れや採用が、従業員に思いやりの大切さを肌で感じる機会になっています。 |
<担当者の声> |
<社員等へのサポート> |
<地域との関わり> |
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学校では教えることができないものづくりの大切さを伝えたいと、毎回工夫を凝らして対応しています。子ども達の感想文や手紙は宝物です。 |
従業員の工夫や知恵が発揮できるように、信頼を持って、任せています。 |
直販会で来ていただいたお客様から、トライやる・ウィークを体験した子ども達の感想を聞けることがあります。 |