木原木材店
子ども達に木を守り、育て、知ってもらう活動を積極的に展開している |
木工教室 |
■活動内容:環境を守る重要な柱の一つ「木育」は子ども達から |
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子ども達が木に触れる機会をもっと作るために、学校や町内会で「木工教室」を開き、同時に「山を守る話」をしています。地元の松井小学校では、間伐材を使って卒業証書を入れる額縁を6年生と一緒に作っています。この事業は「豊かな体験学習活動推進事業」の一環として2007年から行われています。当店では木を知ってもらいたいという思いから材料を提供し、また三木市の鋸メーカーと共同で、額縁作りの指導を行い、一緒に額縁を作っています。また、地域の児童館からの依頼でプランター作りも行っています。ボランティアではできないので材料費さえ負担してもらえれば、どこにでも指導に行くというスタンスです。 地元の岩座神棚田保全協議会のメンバーとして、棚田100選にも選ばれた「岩座神の棚田」の保全活動に参加しています。また、森づくりを行っている企業に対し、活動地の斡旋や計画策定等の支援を行っています。 |
■社会貢献活動への思い |
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今の子ども達は木の良さを知る機会が少ないと思います。松井小学校での額縁作りでも、はじめは鋸の使い方から、すべてできない状態でした。もっと子ども達が木に触れ、木を知る機会をつくりたいです。 身近な地元の人でさえ現在の山の状況や木のことを知らない人が増えていると感じています。木材業者も減少しており、自ら発信するキャパシティがないため、中間に繋いでくれる機能が必要であると思います。山の現状を知り、こうすれば良い、という道筋が見えれば、森や木に興味を持ってもらえると思います。木材産地の木材業者が元気になって、お金を稼ぎ、山に返していくことが社会貢献活動に繋がると考えています。 |
■効果(やって良かった!)、今後に向けて |
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地域では少しづつではありますが木に対する意識が変わってきたと感じています。2009年に第18回兵庫県環境にやさしい事業者を受賞しました。 |
<担当者の声> |
<社員等へのサポート> |
<地域との関わり> |
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もっと山のこと、木のことを知って欲しい、山を健康にして返したい、という思いからはじめました。 |
仕事としてやっていることが社会貢献です。 |
子ども達に木に触れ、木のことを知る機会をもっとつくらないといけないと考えています。 |