大和ハウス工業株式会社 姫路支店
社会貢献活動に対する体制が整備され、従業員の意識や意欲が向上している |
清掃活動参加メンバー |
■活動内容:企業市民として社会の要請に答え「CSR」を推進 |
---|
CSR推進体制として、部署の垣根をなくし支店全体の風通しをよくするために班を組織しています。 班としての活動の中で、平成21年度に2回、白浜海岸の清掃活動を行いました。社内の呼びかけで参加者を募り、ボランティア休暇を利用して従業員70~80人が参加しました。市に協力を依頼し、清掃道具を貸していただき、無料でゴミを回収していただきました。 その他には、工業高校からの依頼でインターンシップの受け入れを行っています。マナー研修、図面作成、現場見学、住宅プランの作成等のプログラムを組んでいます。また、佐用町の災害時には従業員を集めて現地に入り、復興作業に協力しました。当社からバスを出し、近隣支店から24人が参加しました。従業員から募金を募り、また協力会連合会からの募金と合わせて143万円を、神戸新聞厚生事業団を通して寄付をしました。 |
■社会貢献活動への思い |
---|
部署によって定休日が異なっているため、全員で集結して活動することが難しいのが悩みです。ボランティア活動をする日を決める等、意識をまとめる制度が必要であると考えています。今後も社内での社会貢献活動の場をつくり、寄付だけではなく、地域密着型の活動に力を入れていきたいです。 企業として、社会貢献活動をすることは当然であります。しかし、企業が全てを企画して活動をするのは手間もかかり負担が多いので、行政側から企業側への情報提供があれば有益だと思います。例えば、「○○の活動に参加できる企業を探しています!」と働きかけがあると、企業側も「なんとかしてみよう!」と一歩踏み出せます。また、社会貢献活動の根底にはボランティア精神が必要ですが、企業としての活動ならば会社の利益とPRに繋げることも考えるべきでしょう。 |
■効果(やって良かった!)、今後に向けて |
---|
【班活動によるメリット】 異なる部署がいっしょに知恵を出し合って仕事をするようになり、社内にコミュニケーションが広がりました。横のつながりが強くなり、モラルの向上に繋がりました。また、班での活動とすることで、互いに刺激し合いながら活動ができています。 |
<担当者の声> |
<社員等へのサポート> |
<地域との関わり> |
---|---|---|
「CSR指針」に基づき、社会貢献推進委員を中心とした班活動で行動しています。 |
ボランティア休暇制度を設けており、年間5日まで取得できます。 |
小学校でのベルマーク運動に他の企業と連携して協力し地域とのコミュニケーションをとっています。 |