有限会社大崎木工所
トライやる・ウィークでの木工作業を通して、子ども達に「ミニ社会」を体験させている |
トライやる・ウィーク(写真提供:上郡中学校) |
■活動内容:児童の特徴に合わせたトライやる・ウィークの実施と本箱の思い出 |
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トライやる・ウィークを毎年6月の月曜日から金曜日までの5日間受け入れています。木工所に来る児童は、器用な子もいれば不器用な子もいるので、あえてプログラムは組まず、その子に会ったペースで指導するように心がけています。内容は、挨拶から始まり、掃除や片づけから指導を始め、職場の雰囲気に慣れてもらうことからスタートしています。受け入れた全ての児童には、木曜日、金曜日の2日に本箱作りに挑戦してもらい、完成した本箱は思い出として持ち帰ってもらっています。 |
■社会貢献活動への思い |
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児童用の道具を用意するなどして、今後もトライやる・ウィークに協力をしていきます。トライやる・ウィークというミニ社会での体験を通じて、気遣いや強調性を身につけてもらいたいです。また、体験によって、早い時期に子供たちの目標が決まりやすくなるということも大切なことであると思います。 企業間の連携や意見交換会などは、他の企業と会って話をするだけでも効果があると思います。 トライやる・ウィークは10年余も各地で続いているので、そろそろ総括をして、次なるステップに移行しても良い時期であると思います。成長した子ども達から、トライやる・ウィークが自分にどのように活かされたかなどその後の状況を聞いたり、教師や父兄、受け入れ企業主、社会人になった児童達と、トライやる・ウィークOB会も組織してみたいです。 |
■効果(やって良かった!)、今後に向けて |
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職人は会話や表現の苦手な人たちが多いのですが、子どもたちと5日間過ごすうちに、徐々に上手になっていきます。また、子どもたちが来ると職場が明るくなり、子どもたちに教えることが仕事の励みにもなっています。 上郡町では挨拶をする子ども達が多くなったと、評判になっています。 |
<担当者の声> |
<社員等へのサポート> |
<地域との関わり> |
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企業同士で連携して、地域全体で取り組むことが重要です。 |
特にありませんが、子どもに教えることが、仕事への励みになっています。 |
地域で子ども達を育てる意識が高まっています。 |