株式会社丹波篠山大内農場

 篠山市今田町本荘395

 農林

農村ボランティアの受け入れで、農村地域全体の活性化がはかられている


株式会社丹波篠山大内農場_活動分野 株式会社丹波篠山大内農場_写真
農業ボランティア

■活動内容:地方の資源を活かした都市部との交流

農村では集落の維持管理、保全活動の困難さから、外部の力を借りないと維持できない地域が急増しており、篠山市の今田地区も同様の状態でした。その状況が続く中で、(社)兵庫みどり公社兵庫楽農生活センターの「農村ボランティア事務所」から、都市と農村のマッチングを支援する農村ボランティアの提案があり、現在では3軒の農家が連携して、25名の地域活性化農業ボランティアを受け入れております。活動は毎月第2・4土曜日の午前中を定例活動日として、農家の米や黒大豆作りを中心に、さまざまな農作業の手伝いをしています。また第2・4土曜日の午後と第1・3・5土曜日を任意活動日と設定して、提供された専用の農地(共同菜園)でボランティアメンバーが自由に耕作を行っています。


農家と篠山市商店街のタイアップ企画として旅行会社に提案し、2007年より都市部を対象に収穫体験参加ツアーを実施しています。2010年10月には、バス300台で12,000名の参加者を受け入れました。リピーターも多く、地域の町おこしにも一役買っています。


■社会貢献活動への思い

活動を永く継続するために、「楽しく、仲良く、末長く、互いを思いやることを忘れずに」を心がけて活動を続けています。今後は、子供たちにも植え付けや収穫の体験を提案して、食育にも力を注ぎたいです。また、トライやる・ウィークも希望者があれば受け入れたいです。農業に関しては、地元農家との交流を深め、将来はオーナー制度も採用したいです。


農業の株式会社化が注目されていますが、当社では法人化してから世間の方々の見る目が変わりました。市長や市会議員の会合に呼ばれることが増え、情報交換の場が必要になってきています。企業間で連携を行うことが社会貢献活動に関して大事なことだと言えると思います。今後は公的機関とも連携をして、地域の開発を推進していきたいです。また農業のイメージアップを図り、盛り上げることも大切だと思います。そのためには農業者同士や都市住民とのつなぎ役も必要だと思います。


■効果(やって良かった!)、今後に向けて

ボランティア参加者は社会経験も長く、それぞれの職場で責任者を務めた方も多く、こちらが教えられることが多いです。また、都市生活者が多いので、都会のニーズを知ることができます。


ボランティアのおかげで受託面積が増加し、また、今田地区の立杭焼や温泉施設の設置などで、観光農園も順調に推移しています。


<担当者の声>

<社員等へのサポート>

<地域との関わり>

ボランティアのおかげで、我々も元気になっています。

ボランティアに特別なサポートをしなくても、リーダー格の人材がおり、うまくまとめられています。都市と農村が一体となった新しいコミュニティがつくられています。

周辺の農家もボランティアの指導にあたってくれるようになりました。


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